三年生 平和学習今日は、戦時中実際に大阪から奈良に学童疎開を経験した方のお話を聞かせていただきました。 小学生だった彼女が戦争中に体験されたことを詳細に覚えておられ、その一部を聞かせていただきました。 戦争が始まって間もなくは、食料が品薄になったくらいでしたが、戦争が長引くにつれ都会の子どもたちを「疎(まばら)らに開く」ために学童疎開が始まりました。 疎開中やはり辛かったことは十分な食糧がなく、ひもじい想いをしたことや、家族に会えなかったことだとおっしゃっていました。 また、 「努力なくして、平和はない」 ということを何度もお話しされていました。 人間には誰にも欲があり、自分が一番だと思うのは当然のことですが、現在の社会ではお互いが思いやりの心を持つからこそなりたっているところがあります。 しかし、戦争は、人の人格までも変えてしまい、今では考えられないようなことがたくさんあったそうです。 お話しを通して、平和であるために今を生きる私たちが大切にしなくてはいけないことを教えていただきました。 |
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