いろんな教科の勉強で頭を鍛えよう「数学で勉強したことなんて役に立つことあるの?」「英語なんて使うことないと思うのに、必要?」 こんな声を聞くことがよくありますが、学校の教科で勉強したことがそのまま役に立つことは少ないものです。国語の勉強をしていなくても日常的に日本語を使うことはできますし、クイズ番組を見ていて「これ技術の時間に習った」とか思えなくても命にかかわることでもありません。では、学校の勉強は何の役に立つのでしょうか。 私たちの頭=「脳」は、すごく細かく分担して働いていて、同じことばかりに取り組んでいると、十分に働かない部分が多くなることがわかっています。理科の時間と社会の時間では脳の働きが違います。ちょうど、いろんな筋肉を鍛えるために様々なトレーニングをするのと同じ。脳の様々な部分を鍛えていくことで、総合的に活躍してくれるようになり、どんな場面でも対応できるようになるのです。「小中学校での勉強は、世の中に出た時の基礎になる」というのは、そういう意味です。教科ごとに頭の働き方が違うから、どの教科も役に立つのです。「どの教科も先生の話を聞いて板書をノートに写すだけ」では、せっかくの努力も無駄が多いことになり、もったいないですね。 選挙管理委員会から生徒会役員選挙の公示がありました。 |