3学期2日目。すでに学習が本格的に開始しています〜6年生 算数科「メートル法」〜学習が本格的に始まりました。 6年生では小学校算数科の最後の単元「メートル法」の学習が開始。 念頭操作での思考が中心となり、児童にとっては非常に難しい学習内容です。 そこで、導入として、6年生の二人の担任と習熟度別学習担当教諭が紙芝居を用意し、児童に読み聞かせることから学習をはじめました。 長さの単位は、メートルよりも、フィートやヤードの方が先にできました。 ヤードという単位はイギリスのヘンリー1世が自身の手を伸ばした時の鼻の先から伸ばした手の先までの長さを基にして定めました。 850年ほど前のことです。 当時は世界中の小王国がそれぞれ独自の長さの単位を用いていたのです。 やがて1789年、フランス革命が起き市民による政治が始まります。フランス国内でも400を超える単位が使われていました。 そこで、地球1周分の長さを基にした、世界中の人が納得する1メートルという単位を決めようとしました。 そこからは何人もの人が命の危険をおかしながらも測量を続け、世界共通の単位ができたのです。 当たり前のように使っているメートルという単位に、大きな歴史と人々の思いが込められていることを知った児童。 難しい学習内容でも諦めずにがんばろうという気持ちをもつことができたようです。 |
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