3月12日（木）肌寒さが残る中にも春の日差しを感じるこの日、第67回卒業証書授与式が行われました。今回卒業する263人の生徒は、担任の先生方の心のこもった呼びかけに、大きな声で答えながら、校長先生より卒業証書を授与されていきました。卒業生たちは校長先生の式辞や、ＰＴＡ会長の祝辞を真剣な表情で受け止め自らの力としていました。その後、在校生の送辞に答え、生徒会長を務めた藤田さんより思いのこもった答辞が返され、三国中学校の良き伝統が後輩へと引き継がれました。卒業式のクライマックスは、卒業生全員で歌う合唱でした。卒業の歌「旅立ちの日」のハーモニーは、参加者すべての心に、宝物として刻まれることでしょう。本年度をもって退職される学年主任の轟先生が「40年間の教師人生を締めくくるにふさわしい、素晴らしい卒業式でした」と、評される式となりました。花道を進む先生や生徒たちは、晴れ晴れとした表情で、明日に向かって歩みだしました。