ネット社会に生きる子どものために3 〜『スマホ18の約束』〜★★★★★★ 『スマホ18の約束』3 ★★★★★★ 13.膨大な数の写真やビデオを撮らないこと。 すべてを記録する必要はありません 自分自身の体験を大切に。 そうした体験は永遠に残るものよ。 14.時々、家に携帯を置いていきなさい。 携帯電話は生き物ではないしあなたの一部でもありません。 携帯電話なしでもくらしていけることを覚えてください。 取り残されることを恐れるのではなく、流行に左右されない器の 大きい人間になりなさい。 15.新しい曲、クラシックなど、いろんな曲をダウンロードしなさい。 あなたの仲間が聴いている音楽だけでなく様々な曲を聴きなさい。 あなたの世代はもっとも音楽にアクセスできる世代なのよ。 利点を活用して視野を広げなさい。 16.時々は、ワードゲームやパズル、知能ゲームで遊んでください。 17.上を向いて歩きなさい。 あなたの周囲の世界に目を向けなさい。 窓を眺めたり鳥の声を聞いたり散歩をしたり、知らない人とも会話を してみなさい。なんでもグーグルで検索せずに考えてみてください。 18.あなたは約束を守れないかもしれません。 その時はあなたの携帯電話を没収します。 その時は話し合いをしましょう。また一からはじめるのです。 ●さいごに・・・ あなたと私は常に学んでいるのです。 私とあなたはチームメイトなのです。 一緒に答えを出していきましょう。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ スゴイ、本当にスゴイ。 決して命令口調だけでなく、 「母親として、子どもにあってほしい姿」を随所に織り込んでいます。 「〇〇するな、○○しなさい。」だけでなく、「どうして〇〇してほしいのか、○〇を通してどんな人に成長してほしいのか」が伝わってきます。 子どもを最大限に尊重する気持ち、愛に満ち溢れています。そしてその深い愛情に裏打ちされた高いメッセージ性がそこにはあります。 この手紙を教材として「学校」が指導するのと、わが家のルール として「保護者」が伝えるのとでは、子どもの受け取り方が全く 違うだろうと思います。 この「スマホ18の約束」を参考に、 『わが家のスマホ18の約束」を策定してみてはいかがですか。 ●長いので、18の約束を6つずつ、3回に分けて掲載しました。 1回目は5月24日、2回目は5月25日です。 (学校長) |
|