11月28日はどんな日
火星の日
もう過ぎてしまいましたが…11月28日が「火星の日」になったのは、1964年の11月28日に火星探査機マリナー4号が打ち上げられたことに由来するそうです。 「火星」は、地球との位置関係(距離)によって明るさが大きく変わる惑星です。だから、昨年(2022年)は、火星が地球に最接近の年だったのでよく観察できました。「火星」は、地球のすぐお隣の惑星なんですよ。そんな「火星」の豆知識。 ◆「火星」の平均気温は−63度、最高気温と最低気温はそれぞれ30度と−140度です。地球は平均約14度ですから、決して住みやすい天体とはいえませんね。 ◆「火星」の1日は、Sol(ソル)という単位を使って表します。地球の1日は24時間なのに対し、火星の場合は1Sol=約24時間39分だそうです。地球よりも1日が40分ほど長めです。さらに、1年の長さは687日で、地球とは2倍近く異なります。 ◆「火星」には、季節もあります。地球と同じように地軸を傾けながら太陽の周りを公転しているためです。楕円軌道を描くため、それぞれの季節の長さは異なります。 ◆「火星」では、ドライアイス(二酸化炭素の氷)の雲や水が氷となってできる雲が発生したり、風も吹いたりしています。また、大気はとても薄く、大気圧は地球の約1/160です。そして、その薄い大気の96%を占めるのが二酸化炭素だそうです。とても住める状況ではありませんね。 ◆「火星」は、地面も空も赤っぽい色をしています。地面の色が赤っぽいのは、酸化鉄(赤さび)を含む土や岩石におおわれているためです。 |
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