人との接し方を…「人との接し方を考えよう。」 結構大切なことですね。社会で生きていくとき、人と人とのつながりがとても重要になります。一人一人の顔が違うように、考え方や気持ちなど違います。その違いを受け止めたうえで、お互い接しないとうまくコミュニケーションできません。 自分の口から何かを言う前に、それを言ったらどうなるか頭の中で一瞬でもシミュレーションしてみてください。それだけで、言い方が少しでも変わってくるし、その変わった表現によって人間関係が大きく違ってきます。試してみてください。 保育・福祉体験早朝から緊張した面持ちで、学校からそれぞれの担当の保育園などに出発しました。 学年目標学年目標「人の注意を素直に聞こう」…ということは、素直に聞けない人が多いのでしょうか? 中学校に入って早8カ月、中学生としての自覚を持ち、大人への一歩を歩みだしていることを意識して、周りの言葉に耳をじっくり傾けられるようになってほしいですね。 12月の目標「人の気持ちを考えて言動しよう」…ということは、自分の言いたいことを言いっぱなし、人の迷惑を顧みずいい加減なことをやりっぱなしなのでしょうか? 頭に浮かんだその言葉をそのまま口にしてはいけません。一度自分の中でシミュレーションしてください。そして、自分がその言葉を言われたら、自分がその行動をされたらどう思うのか考えてから発言、行動してください。きっと素敵な関係が広がっていくと思います。 なかなか味わいのある目標です。じっくり、しっかり取り組んでください。 1年2組で国語の研究授業がありました。「竹取物語」を現代文に翻訳するプロジェクト。 でも、昔の言葉について知らないこともあるので、みんなで知恵を出し合って、素敵な現代語訳をつくっていきます。 小さい頃に「昔々あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました…」と聞かされた様々な話を思い出しながら、楽しい現代語訳をつくってほしいですね。こういった作業ではみんな生き生きと意見を出し合って活発に作業していました。 地域学習漫画家で釜ヶ崎のまち再生フォーラムの事務局長であるありむら潜さんに来ていただいて、お話を聞かせていただきました。 面白い中にも人情味あふれる、この町をこよなく愛しているありむらさんのお話はあっという間に終わった気がします。 今宮中学校を卒業して高校などに行ったとき「どこから来たん?」と言われたとき、胸を張って「西成」と自信を持って言えるようになってほしいと思っています。また、西成を「誤解」している人にきっちりと説明できる知識も身に着けてほしいです。 そして、西成で生まれ、育ってよかったと思えるようになってほしいと願っています。 最後には、ありむらさんによる漫画教室。みんな前に出てきて、熱心に話を聞いていました。(写真下) |