芥川賞受賞作品作者の宇佐美りんは1999年生まれの現在大学生です。 2019年、デビュー作『かか』で第56回文藝賞、史上最年少で第33回三島由紀夫賞を受賞。 2021年、『推し、燃ゆ』で第164回芥川賞を受賞。 「かか」は、19歳の浪人生うーちゃんが、大好きなかか(お母さん)のことで切実に悩んでいる。そして、弟のみっくん、いとこの明子、祖母と祖父、とと(お父さん)、それからSNSの「仲間」たちとのうーちゃんを取り巻く小さな社会の物語です。 「推し、燃ゆ」は、16歳で高校2年生のあかりが、熱狂的に推している男女混合グループ・まざま座で一番人気のメンバーがいる。ある日、彼がファンを殴ってしまい、炎上してしまいます。 その一件を受け、ファンである主人公の生活は大きく変わる、という作品です。 ぜひ、読んでみてください。 |