昼からの図工では、粘土を使ってシーサー作りをしました。シーサーは、沖縄に古くから伝わる守り神で、沖縄の家によく設置されています。
　担任からの説明の後、実際に作り始めました。同じ説明を聞き、同じ材料を使って作っているのに、作り手によって、いろいろな形、表情のシーサーになっていきました。
　出来上がったシーサーを並べると、個性あふれるシーサーがたくさん出来上がり、見ているだけで楽しくなりました。（守り神であるシーサーには申し訳ないですが。）

　お昼ご飯は、コリアタウンの近くにある公園で食べました。自分たちが買ってきたおかずを広げて、ちょっとしたパーティーのようでした。　
　このコリアタウンへの社会見学を通して、韓国朝鮮のことにさらに関心を持ち、互いの違いや良さを認め合うことができるように、学習を進めていきたいと思います。

　そして、１５分ほど歩くと、コリアタウンに到着。コリアタウンでは、街並みを散策するとともに、お昼ご飯のおかずを買いました。韓国のり、ポテト、キムチ、焼き肉など、自分の好みのおかずを買っていました。おかずを買う時は少し緊張していたようですが、お店の人がとても気さくに話しかけてくださり、思わず子ども達から笑顔がこぼれていました。

　総合的な学習を通して、『食』を中心に韓国朝鮮の文化について理解を深める学習をしてきました。ある時は朝鮮子ども会の金ソンセンニムを招いて、ある時はパソコンやタブレットを使って、韓国朝鮮の独特の食文化や日本の食文化との共通点を探っていきました。そして今日、大阪の中で一番韓国朝鮮に近い町、コリアタウンへ社会見学に出かけました。
　鶴橋の駅を降りると、よく目にする商店街とは違ったお店がたくさん目に飛び込んできました。キムチのお店、チョゴリのお店、イヂミのお店・・・。大阪の中にあるとは思えない独特の雰囲気が漂うお店が軒を並べていました。

ご参加くださりありがとうございました。