さて、矢印の「物」は何でしょう?皆さんにも少し味わっていただければと、謎にしてみました。 「こんなのが工事現場の中にあったのかぁ?!」と思いながら見ていたのですが…。 10月7日の全校集会はじめに大阪市長杯英語暗唱大会の表彰を行って、話をしました。 台風一過、(ファミリーということではないよ)とても良い天気ですね。このまま明日まで続いてくれたら、明日の皆既月食も良く見えるでしょう。 ところで月食があるって知っていました?(ちらほら手が上がる。思いのほか少ない。) 日食と違って、月食は全く月が見えなくなるのではなく、赤黒い満月が見えるのです。それは、太陽から来た光が地球の大気圏で赤い光だけが通過し、光が少し折れ曲がって進む現象で地球の影の部分にも少し光が入って、それが月にあたるので赤く、暗く見えるのです。 ぜひ、見てほしいと思います。明日の午後6時過ぎから欠け始め、7時半には皆既月食になります。ほぼ一時間ほど続きます。方角は東南東のあたり。探してみてください。 それから、先日面白い本を見つけました。「間違いだらけての物理学」、理科は生物、地学、化学、物理などに分かれますが、中でも物理学は人気がありません。でも、面白いので私は大学でも専攻しました。 この本は、これまで当たり前だと思われていること、大学の偉い先生でもそうだと思い込んでいることが間違っていることなどが書いてあり、とても面白かったですよ。飛行機はなぜ飛ぶのか、川の蛇行はなぜ起きるのか。 この本のポイントは、どんな偉い学者でも間違うことがある。問題は間違った後どうするかなのだと。間違ったら間違ったことを正面から受け止め、認められることが大切なのだと。 興味があったら読んでみてください。 昼前、萩之茶屋小学校の運動会に行ってきました。萩之茶屋小学校としては最後の運動会。児童のみんなは一生懸命頑張っていました。校舎の窓にはテルテル坊主がたくさんつるされていました。 どんぐり祭さて、昨日の「どんぐり祭の謎」について、お話しましょう。開会のあいさつの中でもお話をしたことなのですが、今からおよそ27、8年ほど前、私はその年の文化発表会実行委員会の委員長になりました。それまでいわゆる文化発表会が行われていたのですが、もっと面白いものにしたいということで若手の教師たちで相談しながら企画しました。 運動場に野外ステージを設け、体育館には全生徒の9教科の作品を展示するというものでした。そして、文化発表会という平凡な名前でなく、今宮中学独特のものにしたいということで生徒会を通じて名前を募集しました。 「今中祭」「どんぐり祭」「桃栗祭」など出てきて、最終的に投票で「どんぐり祭」に決まりました。このときどんぐり祭と提案した生徒名は無記名で集めたためわからないままで、どんぐり祭の意味合いについても特にないままでした。 なので、なぜ「どんぐり祭」なのと言われても…。のちに何か理由をつけたこともありますが、まぁ、後付けです。 それにしても、その「どんぐり祭」がおよそ30年にわたって続いてきたことこそが、どんぐり祭は間違っていなかったのだということなのかもしれません。 そして、毎年生徒たちが積み重ねていく歴史こそがどんぐり祭の大きな存在意義だと思います。今年の演技も素晴らしいものばかりでした。これからも続けられていくことを期待しています。 名づけにかかわった一人として、とても感慨深い一日でした。 どんぐり祭の謎みんながんばって作業を進めています。 写真はどんぐり祭のプログラム。今年のテーマは「青春(笑)」。どんなものが出てくるのか楽しみです。楽しみなだけに、これまでの練習も、今日のリハも我慢して見ていません。驚きと感動をじっくり味わいたいと思っています。 それはさておき、「どんぐり祭の謎」ってのもあります。それは明日(忙しくて更新できなかったら、週明けになるかも)のお楽しみということで…。 9月29日の全校集会先週よりうまくなっていたと思います。本番での素晴らしい歌声を楽しみにしてください。 |