２８日の全校集会での校長の話。
　神崎先生の紹介の後。
　
　新年度が始まってそろそろひと月ですが、新しい学校、新しい学級、新しい友たちにはなれましたか？　特に一年生の皆さんはどうですか？
　５月は中間テストや一泊移住、遠足、修学旅行などの校外活動もあり、さらに学校の新しい面、友達の新しい面が見えてくる月です。一つ一つの行事を一生懸命やり遂げることで皆さんがどんどん成長していきます。がんばってください。
　その前に、ゴールデンウィークがあります。英気を養ってください。ただし、休みだからと言ってだらだらとした生活をして、リズムを崩さないように気を付けてください。
　それでは、今週もがんばっていきましょう。

　※写真は今日の運動場。話題の赤い特急も写ってしまいました。

　正門を入ってすぐ右手のツツジが満開です。サクラが終わって寂しいなと思っていたら、今度はツツジの季節です。
　一年生の理科で、ツツジの花のつくりを学習したのを思い出します。
　おしべ、めしめ、花びら、がく…

　正門を入ってすぐ右手に「今宮の森」があります。
　今宮の森って何？
　
「今宮の森」
　本校創立２０周年記念行事を迎えた昭和４３年、木造校舎が撤去され、西側の本館校舎が完成しました。その翌年、昭和４４年に「今宮の森」の造成が始まりました。魅力ある学校づくりをめざし、「今宮の森」を中心に果樹園や育苗園、生産園、温室、教材園が配置され、ベンチなどが置かれました。それらは「緑の教室」と呼ばれ、各教科のフィールド学習の基盤となりました。飼育栽培などの体験的な学習を通して、生命を大切にする教育、自主的な観察・研究やスケッチをもとにした発表が学校の内外で活溌に取り組まれました。
　これらの教育活動が高く評価され、昭和４６年１０月には「ソニー理科教育全国最優秀校」に選ばれました。この受賞に至るまでの諸先生方の苦労や生徒諸君の努力を「今宮の森」とともに、いつまでも本校の誇りとして持ち続けたいと願うものです。
　
　と、立札に書かれています。なんと、「全国最優秀校」に選ばれたことがある栄誉ある学校なのです。今の生徒のみんなに自信と誇りを持ってもらいながら、新しい全国最優秀校、いや、宇宙で一番素敵な学校にしていきたいですね。

　今宮中学校には正門右手に「今宮の森」があります。３０年ほど前はもっと鬱蒼とした感じでしたが、今はきれいに整備されています。
　今日は、管理作業員さんが池の掃除をしてくださっています。池に住んでいるカメも少し気持ちよくなることでしょう。

　先に学級代表の認証式を行いました。それに続いての話。
　
　今、委員をお願いしました。立候補した人、推薦された人、選挙で選ばれた人、いやいや引き受けた人などいるかもしれません。ですが、決まった以上は全力で取り組んでほしいと思います。
　一方で、みんなで決めた委員ですから、それは委員の仕事だから関係ないわと任せきりにするのではなく、みんなで支えるのが義務です。
　他にも係や当番などもあると思いますが、それも同じです。お互い様の気持ちを忘れず、自分がすべきことは一生懸命頑張ってほしいし、周りのみんなは協力してほしい。
　そうやって世の中はうまく回るのです。ここで誰かがわがままを通すと、損したとか得したとかという話になり、結局誰も何もしなくなります。
　みんなが気持ちよく生活するために、みんなが協力するという当たり前のことをきっちり守りましょう。それが社会の基本です。
　皆さんのそれぞれの役割をしっかり果たしてください。期待しています。