いまみや小中一貫校は令和6年度に開校10年を迎えます。これまで本校教育活動に尽力いただいた皆さまにお礼申し上げます。

6月5日の全校朝会での話

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 5日の小学校の全校朝会での話

 おはようございます。
 相変わらず元気で、素晴らしいです。
 さて、昨日4日から今週末の10日まで「歯と口の健康週間」だそうです。
 今年の標語は『「おいしい」と 「元気」を支える 丈夫な歯』だそうですが、みなさんは歯の健康に注意していますか? きちんと歯磨きできていますか? 給食の後も歯を磨いていますが、きちんと磨かないと効果がありません。 日々の学習と同じで、自分のためです。
 標語にあるように、健康な歯であることで食事をおいしくいただけるし、結果として健康な体になります。つまり、元気に生活できると言うことです。そして、健康で、元気であってこそ、毎日が楽しく過ごせるのです。楽しく生活したいのなら、毎日きちんと歯を磨きましょう。できますね。
 それから、今度の日曜日は運動会です。みんなで元気にがんばりましょう。

5月29日の全校集会

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 29日の全校集会での話

おはようございます。
 気がついたらもう6月になろうとしています。そろそろ気温も上がってきて、暑い日が続くようになります。体調管理には気をつけて、特に熱中症には注意しましょう。
 さて、みなさんは、「よく考えて行動しなさい」とか「もう中学生なんだからしっかり考えなさい」とか言われませんか?
 で、そんな時「考えるってどういうことなんだよ」と心の中で反発していませんか? 実は、「考える」ということは真剣に考えてみると、よく分からないようにも思えます。
 そんな「考えるってどういうことよ」と根本的な問題に突き当たった人にお勧めなのが、これ「はじめて考えるときのように」です。先日、本屋さんで見つけて、思わず買ってしまいました。会話調なので、結構読みやすいと思います。読みやすいけど、じっくり味わって読まないと、スルスルと流れてしまうと分かったような分からないような感じになってしまうかもしれませんが、なかなかいいことを言っています。
 「考える」ってどうすること? 「わかる」ってなに? ということについて、わかりやすく書かれています。おすすめします。
 私が気に入ったのは、最後の方にある「考える技術」についてのところで、5つめの「話し合う」の項目の二番目、『様々な意見に出会うことに、いろんなものの見方に出会うこと、新しい言葉、新しい意味の広がりに出会うこと。こうして初めてぼくはぼく自身に出会えるわけだし、ぼくが思ってもみなかったところに踏み込むことができる。その意味では共感よりも違和感や反感の方が大事だ。
 変な人と出会う。変なものと出会う。そして、変な本と出会う。この本がもし君にとってささやかでもそんな出会いの一つになってくれたら、ぼくはすごくうれしいと思う。』

 これは、考える技術について語っているけど、同時に人とのつながりの中で、好き、キライ、合う、合わないだけで判断してはいけない、むしろ合わない人、キライに思える人が大切なんだと言っていると思います。その向こうに何があるか、考えてみるのもいいかもしれません。
 中学生の頃は自分について、いろいろと考える時期でもあります。悩んでいる人は、こういった本を読んでみるのもいいかもしれません。

5月22日の全校朝会

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 22日の小学校の全校朝会での話

おはようございます。
 先週17日から、9年生は四国方面に修学旅行に行ったので、一緒に行ってきました。初日の17日は3人ずつ一般の農家や漁師さんのおうちに泊めてもらうという体験をしました。
 去年の9年生も同じように泊めてもらったのですが、ある農家のおばさんが、「校長先生、ちょっと来て」というので、行ってみると「校長先生、今年の生徒さんが来て、靴をきれいに並べてくれたのを見て、ああ、いまみや中学校の皆さんだとわかりました。」というのです。
 去年の9年生もきちんと靴をそろえて、家に上がったそうです。そのおうちは他の中学生もたくさん泊めておられるのですが、靴をきれいにそろえたのは去年も、今年も今宮中学校の生徒だけだったそうです。
 靴をそろえるって、簡単なようですが、つい忘れがちなことです。でも、とても大切なことです。単に見た目がきれいだと言うだけでなく、つぎは必ず履いて出て行くわけですから、そのときのことを考えてそろえておくということは先のことをしっかり考えていると言うことです。素晴らしいですね。
 皆さんも、9年生を見習って、靴を脱ぐときは、自分の気持ちと共にきちんとそろえてくださいね。
よろしくお願いします。

 写真は、泊めてもらったおうちの人とのお別れシーンです。

5月8日の全校朝会

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 GW明け8日の小学校の全校朝会での話

 おはようございます。(おはようございますと元気な声が返ってきました。)
 いつも通り、とても元気なごあいさつができています。ゴールデンウィーク明けですが、皆さんの元気な顔を見ることができてうれしいです。
 さて、今日は大阪市の小学校、中学校全体が「いじめを考える日」となっています。
 これは、去年の「大阪子ども市会」で、大阪市の小学校、中学校の代表が、議員さんの代わりに、市長さんにお話を聞いたり、提案したりした時に出てきたものです。すばらしいことですね。
 
 では、ここで問題です。これはなんという字でしょうか?(「恕」という字を拡大したものを見せる。)
 習っていない漢字だから知らなくてもいいけど…。(「いかる、かな」という声も聞こえてきましたが)
 「怒」(いかる、おこる)という漢字に似ていますが、意味はかなり違います。「ジョ」とよみます。「おもいやり」という意味です。
 
 2000年以上昔、中国にすごく賢い人がいました。その人にはたくさんの弟子がいました。その弟子のひとりが、師匠に聞きました。
「一生の中で、一言大事にしなければならない言葉は何ですか?」と聞いたところ、師匠はしばらく考えて、
「それは『恕』だろう。自分が他人からされたくないと思うことは他人に行ってはいけない。」と答えたそうです。
 つまり、人生で一番大切な言葉、守るべき言葉は「恕」という言葉であり、「おもいやり」が大切だということです。
 2000年以上前の賢い人が伝えているこの言葉、大事ですね。
 皆さんの心の中にも「おもいやり」はありますね。思いやりがある人がいじめをするはずがないと思います。周りのお友達を大切にしてください。同時に、あなた自身も大切にしてください。
 そして、もし、いやなことをされたら、あるいは間違っていやなことを友達にしてしまったら先生に相談してください。先生は絶対話を聞いてくれます。いまみや小中一貫校を、みんなで、みんなが楽しく学べる学校にしましょう。おねがいします。

5月1日の全校集会

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 1日の中学校の全校集会での話

 気がついたらカレンダーをめくらなければならなくなっていました。新年度が始まって一ヵ月がたちました。学習が始まって3週間たちましたが、新しい学級、新しい友達、新しい学習はどうですか? 悩んでいる人はいませんか?
 そういう人にピッタリの面白い本を見つけたので紹介します。
 韓国で発売されて世界中で売れているそうです。「+1cm(プラス1センチ)」という本です。たった1cmの差があなたの世界をがらりと変えると副題がついています。
 中には素敵なイラストと短い文章がたくさんあって、まだ半分ほどしか読んでいませんが、一つ紹介しましょう。
 寒い冬が苦手なら、焼き芋やたい焼きのような
 冬ならではの好物を見つけてみる。
  (中略)
 発見してみよう
 キライなものの新しい姿を

 苦手なものの中にだって
 ステキな何かは隠れているかも!

 皆さんの見ている世界は皆さんが決めていること。あなたの見方を変えれば世界の見え方は変わります。ゴールデンウィークもあります。本を読んだり考えたりすることもできます。やってみてはどうですか?
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