放送朝会
今日の児童朝会は、雨天のため、放送で行いました。
校長講話 昨日は、阪神淡路大震災が起こった日で、21年目を迎え、全国各地で、慰霊の催しが行われました。本校も金曜日に地震発生時の訓練をしました。災害に備えた日頃の過ごし方の大切さを話しました。 さて、今日の話は、土曜日に、区のPTA講演会で聞いた、陸上選手の金丸祐三さん(北京、ロンドンオリンピック日本代表)の話をします。 金丸選手は、小学校時代は、サッカーが大好きで、土日も一日サッカーをしていたそうです。そして、中学校のクラブは、サッカーがあまり上手にならなかったけれど、走るのが速かったので陸上部に入ったそうです。クラブの先生は、礼儀に厳しい人で、相性が合わなかったそうですが、自分は頑固な性格なので一度決めたことなので、やり続けたそうです。 高校へ進んで、自分に合った監督と先生に巡り合い、力を発揮し、日本選手権に優勝されました。そして、大学、社会人と進み、また、北京とロンドンオリンピックに日本代表として出場され、今も日本選手権400メートルは、11連覇中です。 そんな、素晴らく活躍する金丸選手が、高校のクラブの監督にとても怒られたことがあるそうです。それは、優勝した表彰式で、調子に乗ってふざけてしまったとき、表彰式の後、「ふざけるな!次のリレー決勝には来るな!」と厳しく叱られ1日謹慎させられました。中学時代に礼儀なんか陸上競技に関係ないと思って、そのようなことを守らなかったそうですが、この1日が身に染みてすごく反省し、それから、礼儀や謙虚さを学ぶことができ、その後の高校、大学、そして社会人の今まで世界に通用する選手として続けられたことにつながっているそうです。 金丸選手の講演を聞いて、大隅東小学校の児童も、自分の可能性を信じて、これと決めたことを目標にしたら、自分の可能性に挑戦し、やり遂げるまで頑固に続けてほしいと思いました。 |
|