校長室だより『トライ』No65東日本大震災追悼の日です。 10年前の今日、午後2時46分三陸沖の太平洋で巨大地震が発生しました。 当時、教頭をしていた私は職員室にいました。 (おや?揺れた?めまい・・・?) と感じ、ふと窓のブラインドを見ると確かに揺れています。大変ゆったりとした長い揺れだったように今も身体が記憶しています。阪神淡路大震災とは全く違う揺れ方でした。 揺れがおさまり、当時の校長先生、教職員と協力して子ども達を運動場に避難させました。みんなおびえた表情でじっとしていたことを思い出します。 職員室に戻り、余震や地震の場所、規模などの話をテレビで確認していたら、 「東北地方…えらいことになってる!」 校長室から大きな声が聞こえてきました。 津波発生です! まるでSF映画を観ているかのようで、職員室から言葉が消えてしまいました・・・。 二度と経験したくないことですが、 『天災は忘れた頃にやってくる』 です。この地大阪でも、必ず南海トラフ地震はやってくると言われています。 子ども達、保護者や地域のみなさん。『備えあれば憂なし』です。多くの犠牲を教訓として活かし、自助・共助を行って命をつなぎましょう! 復興と呼ぶには、もう10年経ったとはいえ道半ばです!次代に語り継ぎつつ歩み続けたいと思います。 ・・・合掌。 |