6年生 わたしならどうする? (12月1日)
6年生の道徳の学習の様子です。
義足の陸上競技選手の「中西 麻耶」さんを題材として取り上げた学習でした。 彼女はパラリンピックの日本代表選手ですが、元はテニスプレーヤーでインターハイに出場し、地元開催の国体出場も目指していました。ところが国体直前に事故に遭い、足を切断するか、切断せずに神経をつなぐ治療をする(治療には2年はかかる)のか、判断を迫られました。彼女の決断は「切断」でした。義足での国体出場を目指したのですが、テニスでの出場はかないませんでした。 その後、義肢装具士の臼井さんと出会い、「陸上」の世界に入ってくることになりました。痛みをこらえて一生懸命に練習をし、一年後には日本記録保持者になるまでに成長しました。 この話を聞き、自分ならばという、子どもたちの判断は、切断するが「5人」、時間はかかるが神経をつなぐ治療を行うが「22人」でした。どちらが正しいという問題ではありません。 子どもたちは、それぞれの立場から、しっかりとした意見を発言してくれていました。 |
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