6時間目、道徳の学習。ケニア出身の自然環境保護活動家であるワンガリ・マータイさん(1940〜2011)の生き方を知り、その思いや行動について考えました。
マータイさんは、「もったいない」という言葉に感銘を受け、その言葉をそのまま「MOTTAINAI」として世界に広めた人としても知られています。授業では、「マータイさんは、なぜ日本語の“MOTTAINAI”に感動したのか」を糸口に、身の回りの「もったいない」についても考えました。
授業は、担任のA先生と、栄養教諭のK先生の2人で進行。食べ物の観点から、日本の「もったいない」現状(食品ロス)についても知り、考えることができました。
続きを読む
学習の最後に、A先生が取り出したのは、見覚えのあるデザインの「ふろしき」。そう、創立100周年の記念品の一つです。つつむことは、ものを大切にすることにもつながります。使い捨てではなく、何度でも使えるふろしきは、「もったいない」精神を体現しているものと言えますね。こんな素敵なふろしきを使わないなんて、
もったいない!
この授業は、大阪府学校給食会の指導・支援を受け、公開授業・研究授業として行われました。本校の先生方はもちろん、大阪府学校給食会や区内の小学校の先生方が多数見に来られました。授業後に多目的室で行われた討議会では、授業の内容等について活発な意見交換や感想の交流がなされ、指導助言をいただきました。