☆★☆育もう子どもの笑顔と地域の和・・・育和小学校☆★☆

5月号

    風薫る季節がやってきました!
新しい学年がスタートして1ヶ月が過ぎようとしています。1年生もそろそろ学校生活に慣れ、休み時間には元気に運動場をとびまわっています。4月27日(金)は、学習参観、学級懇談会、PTA決算総会を予定しています。多数ご参加いただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
もうすぐ子ども達が楽しみにしているゴールデンウィークがやってきます。親子でお話をしたり、何か一緒にしたりして、親子の絆を深める機会にしてほしいと思います。
学校でも子どもの『心の居場所』ができるよう、これからも様々な取り組みをしていきたいと考えています。何かお子様のことで気になることがありましたら、これからも遠慮なくご相談をいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

    『当たり前』のことに感謝できる子に!
『ありがとう』の反対語は何かご存知でしょうか? 『ありがとう』『ありがたい』を漢字で書くと「有り難い」となります。つまり、「有ることが難しい」ことなので『ありがとう』の反対語は、『当たり前』だそうです。人は、『当たり前』だと思うと、感謝しなくなるからです。でも『ありがとう』の反対語は『大きなお世話』という説もあります。
さて、このところ九州北部の土砂災害をはじめ、新燃岳の噴火など、各地でさまざまな災害が起きています。ついさっきまで、一緒に笑ってご飯を食べていた家族や友達が亡くなってしまうこともあるかも知れません。息ができること、歩けること、ご飯が食べられること、布団で寝られること、家族がいること、それは『当たり前』ではありません。とても「有り難い」ことです。
しかし、わたし達は、日頃の生活の中で、その「有り難い」ことを特別なことと思わなくなってしまいます。わたし達のような大人がそうですから、最近の子ども達は、もっとそのことを感じることが難しいのではないでしょうか?
「3秒でハッピーになる名言セラピー」「子どもはみんな天才だ!」などの著者として知られる、ひすいこたろう氏は、世の中に人達みんなが楽しく生きるためには、いつもプラス思考で物事を考える習慣を身につけることが大切だと言っています。「分からないことが分かった。」「できなかったことが、できるようになった。」という小さな一つ一つのことを親子で共に喜び合い「有り難い」と思い、「今の幸せに気づくこと」が子育てには本当に重要なことだとも言っています。
江戸時代の儒学者の貝原益軒は、今から300年前に「子どもがかわいいと思うなら、三分のひもじさと三分の寒さを残しておけ。」と言いました。この教えは、その後、寺子屋でも大切な教えとして受け継がれていったそうです。お腹がすいた時に食べる食事は、とてもありがたく、より美味しく感じることができます。また、寒さを経験することにより、暖かなところにいることに感謝できるものです。
今の時代、何でも『当たり前』にあるのではないことを育和小学校の子ども達にも気づかせ、少しは厳しい体験をさせることも子ども達の成長にとってとても大切なことだと思っています。

    校長 安 藤  直

※育和小学校では、学校での出来事をホームページで紹介しています。大阪市のHP「にぎわいネット」からご覧になるか、大阪市立育和小学校で直接ご検索ください。携帯電話やスマートフォン等からも見ることができますので是非ご覧ください。

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