☆★☆育もう子どもの笑顔と地域の和・・・育和小学校☆★☆

校長室だより 6月号

    もうすぐ、運動会!
 新しい学年が始まって2か月。早いものでもう夏の訪れを感じる季節となりました。学校では、遠足や体力調べが終わり、6月4日(日)に行われる運動会に向けて、子ども達は一生懸命練習に取り組んでいます。応援団の練習にも熱が入ってきました。今年は、プール改修工事のために春の運動会になりますが、子ども達は、暑い中、本当によく頑張って練習しています。本番がとても楽しみです。
さて、今の子ども達は、ゲームなどをして一人で過ごす時間が増えていると言われます。一人の時間が多いと失われていく力もあります。学校では仲間と過ごす中で育っていく力も大切にしていきたいと考えています。    
子ども達にとって運動会の練習はとてもたいへんですが、それを通して、一人では身につけることのできない力を培っていけると思っています。
運動会当日には、子ども達の目標に向かってひたむきに努力する姿、勝負にかける純粋な姿をお見せすることができると思います。最後まで子どもたちへ大きな声援と拍手をお願いいたします。

    「ナイル川を渡るアリ」に学ぶ大切なこと!!
エジプトにナイル川という大きな川があります。長さは、約6700km。川幅は、狭いところで500m、広いところでは50〜60kmもあると言われています。この川を集団で渡るアリがいるそうです。それは、長い日照りが続き、大地が乾ききって食べる物がなくなったある夏のこと。アフリカの大地を吹き抜ける風からわずかに食べ物のにおいを嗅ぎ取り、アリの大群はその方向に向かって大移動を開始します。においをたどって川の岸に着いたアリたちは、食べ物のにおいがナイル川の向こう岸からやってきていることを知ります。
どのようにしてアリはナイル川を渡るのでしょう?
まず、2匹のアリがからみ合います。その2匹を中心にして何匹ものアリがからみ合い、3000匹以上のアリの大群がからみ合い、サッカーボールほどの大きな固まりになって、ナイル川に浮かんで流れていくのだそうです。その時、3分の1は水面から出ていますが、残りは水の中です。このままでは残りの3分の2、つまり2000匹以上は死んでしまいます。そこで流されていく途中で、水面上のアリは次第に水中に入り、そのかわり水中にいたアリが水面に浮かび上がります。しばらくの間は水の中にいても大丈夫ですから、このように交代しながらもぐったり、水面上に浮かんで息をしたりします。 このようにして3000匹以上のアリたちは、あの大きな川を、ほとんど犠牲を出すことなく移動してしまうそうです。
もしも、このアリたちの中に自分だけ楽をしようとして、いつも水面上に出ようとするなら、2000匹以上のアリは死に、ついには全滅してしまうことでしょう。少しの我慢をみんなで分かち合い、目標に向かって、進んでいくことの大切さを学ぶ手本がここにあるような気がします。
真剣にまじめに頑張る一人一人が集まると大きな力が生まれます。今年も子どものもつ熱いエネルギーを集結させ、一人じゃできないことをみんなで成し遂げる運動会にしたいと考えています。 保護者、地域の皆様方々の多数のご来校を心からお待ちしております。

                 校長 安 藤  直

5月号

   風薫る5月がやってきました!
新しい学年がスタートして1ヶ月が過ぎようとしています。1年生もそろそろ学校生活に慣れ、休み時間には元気に運動場で遊んでいます。学習参観、学級懇談会、PTA決算総会には、お忙しい中、多数ご来校いただき、ありがとうございました。子ども達の学習の様子はいかがでしたでしょうか。集中して一生懸命取り組めていたでしょうか。
もうすぐ子ども達が楽しみにしているゴールデンウィークがやってきます。親子でお話をするだけではなく、何か一緒にする時間を持っていただき、子どもたちと十分なふれあいの時間をとっていただいますようお願いいたします。
学校でも子どもの『心の居場所』ができるよう、これからも様々な場面で努力していきたいと考えています。何かお子様のことで気になることがありましたら、これからも遠慮なくご相談をいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、5月5日は「こどもの日」です。「こどもの日」にちなんで、今回は「子は親の鏡」という詩を紹介したいと思います。

   「子は親の鏡」
けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると 子どもはみじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込み思案な子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
しかりつけてばかりいると、「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば 子どもは 自信をもつようになる
広い心で接すれば キレル子にはならない
褒めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもはがんばり屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもはやさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭に育てば、子どもはこの世はいいところだと思うようになる
 ドロシー・ロー・ノルト著:「子どもが育つ魔法の言葉」より

この詩は、保護者や地域の皆様もどこかで耳にしたことがあると思います。この詩は、私たち大人が子どもに対してどのように関わればいいのか、子育てに迷った時に、何かのヒントを与えてくれているような気がします。今後とも保護者、地域の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。            

             校長  安藤  直

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