☆★☆育もう子どもの笑顔と地域の和・・・育和小学校☆★☆

9月号

   さあ2学期もがんばりましょう!
まだまだ真夏の日差しが照りつける毎日ですが、元気な子ども達が学校に帰ってきました。さあ2学期の始まりです。夏休み中に行なわれた「育和おどり」では、子ども達が保護者・地域の皆様方にたいへんお世話になり、本当にありがとうございました。これらの行事に参加した子ども達は、地域の方とのふれあいを通して、育和の地域のよさを再認識してくれたことと思います。
2学期には運動会をはじめ、修学旅行、遠足、作品展等たくさんの行事が予定されています。保護者・地域の皆様方には2学期も様々な面でお世話をおかけいたしますが、ご理解、ご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
一人じゃできないことを みんなの力でやり遂げる意味とは?
まもなく育和小学校では運動会の練習が始まります。学年や学級の子ども集団の質を高める絶好の機会です。運動会などの学校行事やそれに向けた練習は、子ども達が成長していく上での大切な三つの力を育ててくれると思います。
一つは、「仲間と一緒にがんばる力」です。運動会の団体演技一つにしても、仲間として助け合い、協力し合う気持ちが無くてはうまく出来ません。みんなで成功させようとがんばる気持ちを自然に生み出し、仲間とともにがんばる団結力を運動会は育ててくれると思います。
二つ目は、集団のために、あるいは仲間に迷惑をかけないように「気を配る力」です。共通の目標を持って、一緒に何かをつくりあげる過程でこの力は養われます。望ましい集団として育つほどに、一人ひとりを、よりよく成長させようとする暗黙のルールが広がっていくものです。これからの社会生活を営むために必要な心構えとも言えます。
三つ目は、集団の一人ひとりが、役割をしっかりと分担し、「責任を果たす力」です。団体競技や演技で結果を出そうとするときは、自分の役割に責任をもつとともに、他人のフォロワーとして協力していくことが必要です。質の高い集団は一人ひとりを鍛えます。また、集団に対して一人ひとりが、自分自身が価値ある存在であることを認識した時に、集団はさらに向上、発展していくものです。
みんなの力を集結させると大きな力が生まれる例えとして、「マザーグース」(英米を中心に親しまれている英語の伝承童謡)の中に「世界中の海が」という有名な一文があります。

「 世界中の海が 」マザーグースより( 北原 白秋 訳 )
世界中の海が 一つの海なら どんなに大きな海だろな。
世界中の木という木が 一つの木ならば どんなに大きな木だろな。
世界中の斧が 一つの斧なら どんなに大きな斧だろな。
世界中の人たちが ひとりの人なら どんなに大きな人だろな。
大きな人が その大きな斧をとって 大きな木を切り
大きなその海へ どしんとたおしたら
どんなに大きな音だろな。

真剣にまじめにがんばる一人ひとりが集まると大きな力が生まれます。今年も子ども達のもつ熱いエネルギーを集結させた「一人じゃできないことを みんなの力でやり遂げる」感動のある育和小学校の運動会にしたいと考えています。応援をよろしくお願いいたします。
     校長 安 藤  直

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