☆★☆育もう子どもの笑顔と地域の和・・・育和小学校☆★☆

11月号

   〜読書の秋・芸術の秋〜本番です!
 霜月を迎え,秋も一段と深まってきました。保護者、地域の皆様には、平素より本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。とりわけ10月2日の運動会には平日にも関わらず早朝より多数ご来校いただき、本当にありがとうございました。
さて,この時期は,昔から「灯火親しむ候」と言われ,学習や読書に最適の季節です。文化の日を中心に,10月27日から11月9日までの2週間は、読書週間です。読書週間は、終戦の2年後、まだ戦争の傷あとが日本中のあちこちに残っている時、「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という趣旨の下、出版社・書店・図書館が力を合わせて始められたものです。今年で第72回目を迎えます。今年の標語は、「ホット一息、本と一息」です。活字離れが深刻化してきている現在,標語のように気楽に本に向き合わせる習慣を身につけさせたいと思っています。学校でも、子どもたちが少しでも本好きになるように、図書館ボランティアの方に読み聞かせをしていただいたり、お話の会を開いたり、朝の読書タイムを設けたりしています。さて、秋の夜長におうちでもご家族みんなで本に親しむ時間を作ってみてはいかがでしょうか。
また、11月10日(土)に作品展が予定されています。芸術の秋、絵画や立体作品などの子ども達の力作をゆっくりご家族でご鑑賞いただきたいと思います。

「掃けば散り 払えばまたも塵積る 人の心も  庭の落ち葉も」
    〜毎日 お掃除することの大切さ〜
やっと本格的な秋がやってきました。山々の色鮮やかな紅葉に見惚れ、葉が落ちる様子に少しもののあわれを感じる頃です。はらはらと散り積もる落ち葉は、日々増えていき毎日掃いてもきりがないように感じてしまいます。今回は、そんな落ち葉の様子を人の心になぞらえたお話です。
とある寺院の庭に入ると小坊主の像の前に、次の言葉が書かれていました。「掃けば散り 払えば またも塵積る 人の心も 庭の落ち葉も」 これは、どんな意味かと尋ねてみるとこんなお話を聞くことができました。
昔々、ある秋の日、お寺で小坊主さんがほうきを使って庭の掃除をしていたそうです。毎日毎日きれいに掃いても葉っぱが落ちてくるので、全部葉っぱが落ちてから掃除をしても同じだと思い、ある日、掃除をしなくなりました。急に掃除をしなくなった小坊主さんに和尚さんがこう言ったそうです。
「人の心は弱いものです。すぐに周りの環境に流されてしまいます。庭の落ち葉を毎日掃くということは、人の心の汚れを毎日掃いて清めているのと同じことです。さぼって長い間ほっておくと汚れた環境で平気で過ごすことになります。知らない間に汚れた心でいることが当たり前のようになってしまうのです。だから、落ち葉が毎日落ちてきても嫌がらずに掃いて自分の汚れた心も一緒に清めることが大切なのです。」と。
人間というもの、心は常に清浄でありたいと願うものですが、簡単に人の心はささくれ立ちます。苛立ちや怒り、自分の価値観で凝り固まった自尊心は少しずつ塵のように自分の中に自然に溜まっていきます。自分では気づかない、そのような心を毎日落ちて積もる落ち葉とともに掃き清めるのは、とても大切なことではないでしょうか。育和小学校の子ども達も毎日身の回りの掃除をしたり、整理・整頓をしたりすることで心を清め、日々新たな気持ちで学習や運動に向かってほしいいと思っています。
          校長 安 藤  直

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