2学期 終業式2学期終業式を、密にならないように運動場で行いました。校長先生のお話と図画の表彰、各学年代表児童による2学期の振り返り、生活指導部長の先生から冬休みの過ごし方について、という流れで行い、最後に校歌を斉唱せず清聴して終わりました。校長先生からの話は、次の通りです。 今日で2学期が終わります。月曜日の児童朝会では、今年1年で自分を助けてくれた人、お世話になった人を思い出してみてくださいとお話しました。どんな人のことが思い浮かびましたか? ‥‥一番におうちの人のことが頭に浮かんできた人が多いんじゃないかなと、私は想像しています。他にも友達や先生など、いろんな人のことが思い浮かんでいたらいいなと思います。月曜にも言いましたが、お世話になった人のことを思い出して、改めて感謝の気持ちを持つことは、1年間のまとめとして、とても大切なことです。感謝の気持ちが浮かんでくるのは、それだけ自分が成長したことになります。 さて、今年のまとめといえば、他にも大事なことがありますね。もちろん、それは、自分自身のことです。振り返ってみると、1月とも4月とも違う自分に気づくと思います。 すでに、2学期の学習のまとめや今年1年の活動のまとめをしてみた人も多いと思います。それに、今年を振り返れば、やっぱり、新型コロナウイルスに関わって、いろんなことが大きく変わってしまったことを思い出すでしょう。毎日体温を測るとか、ずっとマスクをつけておくとか、いつも気をつけるようにすることが増えました。学校での授業や行事もいろいろと変わることが多くて、中には嫌なこともあったと思います。ただ、残念に思うだけでなく、新しい生活習慣が身についたとか、こんな工夫ができたとか、前向きにとらえることもたくさんあったと思います。それこそ、一番の「まとめ」になります。学習のまとめでいえば、こんな大事なことがわかるようになった、印象に残っている行事のことでいえば、友達の誰かのすごくいいところを発見できた、というふうなことと同じです。いろいろと考えることで、何かを発見し、自分自身が成長していくのです。 2学期や今年1年のことを振り返ったら、次はいよいよ3学期や新しい年をどんなふうに過ごしていきたいか、何をやってみたいかと考えてみてください。1時間1時間の授業にその時間の「めあて」があるように、1年間のめあて=目標を持つことは大切です。じっくり考えて、3学期になったらお友達や先生と教えあいをしてみてください。 冬休みも、危ないことに近づいていないか、いつも安全かどうかを確かめるようにして、楽しく過ごしてください。そして、1月7日の始業式には全員が元気にこの場所に帰ってきてください。 |