避難訓練・防災教育
1月18日(児童朝会)
16日の土曜授業で行った避難訓練、運動場に集合した後の突然の雨で、急いで校舎に入りましたね。でも、本当に地震が起きたときは、たとえ雨でもすぐに建物に戻るのは危険です。ガラスなどが散乱していることもあれば、壁や天井など建物の一部が崩れている可能性もあるからです。津波がなければ運動場の真ん中は一番安全です。 避難訓練の時に、「避難した後、どうすればいいかということも、考えておいてください」というお話をしました。津波警報が出た場合、皆さんは、大人が安全確認を行った後に避難することになります。津波警報が解除されるまで2時間から6時間ぐらいかかるので、けっこう長い時間避難を続ける必要があります。地域から避難してくる人もいるので、狭い場所でお互いに譲り合ってじっと我慢です。命を守ることが一番大切だからです。「自分の命も、みんなの命も守る」ということを忘れなければ、避難した後の皆さんがどうすればいいか、考えることができると思います。 26年前に起こった阪神淡路大震災の後、避難所となった神戸のある小学校では、避難している人たちの連絡係として小学生も活躍していました。また、子どものころに大震災を経験し、一人でも多くの人の命を救いたいと思って、消防士、医師、看護師などの仕事についた人もたくさんいます。「避難した後」を大きく長く考えると、こんな答えも出てきます。 避難訓練の後に予定していた防災訓練が、新型コロナの感染状況が悪化しているため中止となりました。それでも、様子を見に来てくださった地域の方もおられました。残念ながら、今年度は映像などによる防災教育としましたが、来年度は地域の防災リーダーの皆さんや消防署の人たちにも来ていただいて、防災訓練を実施したいと思います。 ・全国こども絵画選抜展2020で入賞した人に賞状を伝達しました。 ・児童会運営委員から、あいさつ運動についてのお知らせがありました。 |