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最後の放送朝会

3月14日

 今年度の1年生から6年生まで全員で行う最後の朝会ですが、あいにくの雨模様のため放送で行うことにしました。
 先週、11年前の東日本大震災が発生した時刻に一斉に黙とうを行いました。黙って、心の中で犠牲となった方や被害にあわれた方たちのことを思ったり、祈ったりしてくれていました。
 たくさんの人たちが犠牲となったことを改めて考えてくれた皆さんの中には、新型コロナ感染症や戦争で大勢の人たちがなくなっていることを思い浮かべた人も多かったようで、私にお話をしてくれた人たちもいました。災害や感染症といった自然現象は完全に防ぐことはできません。それでも人間は力を合わせて準備をしたり、大きな力に負けないような工夫をいろいろと考えたりして、被害をできるだけ少なくしていくのです。ところが、戦争は人間が始めようとしなければ、絶対に起きません。始めた人(国)が間違いに気づき、やめようと考えればいつでも終わらせることができます。また、戦争を始めてしまった国の中にも、戦争に反対する人たちも大勢います。どんな理由があったとしても、力では本当の解決はできないということも、私たちは知っています。一刻も早く戦争を終わらせるためにできることを、誰もが考えていくべきでしょう。
 また、いったん戦争が起こると、ものすごく多くの人たちが自分の意思でなく巻き込まれ、殺され、傷つき、生活を奪われます。敵も味方もないのです。私たちは戦争に巻き込まれた人たちすべてに対して、差別なく、心ある行動を考えていく必要があります。


 体育主任の先生から、きれいになった逆上がり補助器の紹介がありました。板が割れたり鉄の支柱がさびたりしていたのを、管理作業員さんたちが新品同様に修理してくださいました。一輪車練習器具、縄跳び練習台などと同様、管理作業員さんたちが皆さんの安全を考えて手入れしてくださっているものを、感謝の気持ちを持って大切に使っていきましょう、とのことでした。

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