放送朝会
1月30日
今週は読書週間のため、放送朝会です。実は私は放送朝会が少し苦手です。皆さんの姿が見えないので、ちゃんと伝わっているか不安に感じるのです。皆さんも、声を聴くだけだとお話の内容が分かりにくかったりしませんか。例えば、スズメやニワトリという名前を聞いたら、姿を想像できると思いますが、あまり知らないような鳥の名前と説明を聞いてどんな鳥か頭の中に浮かんでくるでしょうか。試しに想像してみてください。先日、新聞に「シマエナガ」という鳥の写真が載っていました。日本では北海道にしかいない、体の大きさが15センチもなくて、しかもその半分くらいが尾っぽというスズメよりも小さな鳥です。体は丸っこくて白い羽毛で覆われていて、特に寒さが厳しくなると羽毛に空気をため込んでふくらみます。目は黒くてつぶらな瞳がとてもかわいらしいです。さて、思い浮かびましたか? 機会があればぜひ、写真を探してみてください。 実は、頭の中で想像したり考えたりしながら聞くと、脳がよく働いて頭がよくなります。今週は読書週間ですが、読書も同じで、初めて本に出合った頃は、どのページにも絵がある絵本を楽しみました。でも、だんだん大きくなると、絵が少ないもの、絵が全くないものを読むようになります。絵がなければ文章から自分で想像します。自由に想像することが、楽しくなってきたりしますね。そうなったら本当の読書好き。ぜひ、積極的に想像しながら本を読んでみてください。 |