自然災害への心がまえ「天災は忘れたころにやってくる」ということばを知っていますか? 地震や水害などの自然災害は忘れたころに繰り返すので、普段の備えが大切だという、昔の人の教えです。今の社会では、例えば皆さんが避難訓練や防災教室で繰り返し学ぶように、忘れずに備えているように思えます。 ちょうど1か月前にはトルコ南部で大きな地震がありましたね。トルコも日本と同様に地震の多い国なので、私たちと同じように備えをしていたはずです。でも、たくさんの大きな建物が粉々に壊れ、5万人以上の人が亡くなったと聞くと、なぜだろうと思います。地震後の報道では地震に耐える建物の基準が守られていなかった可能性があることなどがわかってきました。地震があるととても大きな被害が出ることは忘れなくても、どこかに「これぐらいなら大丈夫」といった気のゆるみがあったのかもしれません。 実はトルコだけではなく、日本でも同じようなことが言えるのではないでしょうか。地震の直後には、「こんなことはやめるべきだ」「あれが失敗だった」と大多数の人が考えたことでも、「これぐらいなら……」とだんだん気が緩んでしまうこと。もう一度、気を引き締めて考えていきたいことです。 〇皆さんが応募してくれた「伝えよういのちのつながり」の作文で、本校から選ばれた人に表彰状を伝達披露しました。 〇たくさん読書をして、読書ノートに1年間頑張って記録してくれた人たちを表彰する報告がありました。 〇運動場への通路となるフェンス出入り口に設置されたネットについて、危ない使い方をしないように連絡がありました。 |