3月13日の給食パスタは、イタリア料理に用いる小麦粉で作っためん類の総称であり、代表的なものにスパゲッティやマカロニなどがあります。かつては、イタリア語でペースト状の練り物や生地を意味する言葉でした。 パスタは、デュラム小麦という特別な小麦を粗挽きにした「デュラムセモリナ」という小麦粉で作られます。 給食では、スパゲッティを使ったスパゲッティミートソース、クリームスパゲッティやスープスパゲッティ、マカロニを使ったグラタンやスープなどが登場します。 3月11日の給食「いわし」には、体をつくるたんぱく質のほか、カルシウム、ビタミン類が多く含まれており、、脂質も含まれています。いわしの脂質には、脳の働きをよくするといわれるDHA(ドコサヘキサエン酸)、血中コレステロール値を下げ、中性脂肪を減らし、動脈硬化や脳血栓の予防になるといわれるEPA(エイコサペンタエン酸)が豊富に含まれています。 骨ごと食べられるようにフライやてんぷら等にすることで、より多くのカルシウムをとることができます。また、いわしの稚魚であるちりめんじゃこなどの小魚は、カルシウムの供給源として特に重要です。 さらに、ビタミン類では、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンA、ビタミンDが多く含まれ、鉄も豊富です。 3月5日の給食デコポンは、清見オレンジにポンカンを交配したもので、主な産地は熊本県、愛媛県、和歌山県などです。熊本県宇土郡不知火町に穂木が最初に持ち込まれ、栽培されたことから「不知火(しらぬひ)」という名前がついています。 不知火のうち、一定の基準をクリアしたものだけが「デコポン」という名前で流通しています。 露地栽培のものは2月下旬から4月上旬にかけて旬を迎えます。 ビタミンCの含有量が多いので、体の抵抗力を高め、風邪の予防に役立ちます。 3月4日の給食世界には豆の仲間が18000種類もあって、このうち食用に使われる豆は70種類ほどです。大阪市の学校給食にも、約 10種類の豆が使われています。 使われる豆の種類としては、大豆や大豆の仲間である黒豆、いんげん豆の仲間である金時豆やうずら豆、大福豆、とら豆、てぼ豆、べにばないんげんの仲間である白花豆、紫花豆、他に小豆があります。 豆類は、6つの基礎食品群のうち、1群に分類されます。 今回の給食にはとら豆を使った「とら豆の煮もの」として登場しています。 3月1日の給食よもぎは、キク科に属する春の野草で、全国の山野に自生し、特有の香気のある若葉を食用とし、草もちやよもぎだんごに加工されます。よもぎだんごは春の訪れを感じさせてくれる食品です。 給食のよもぎだんごの原材料は、うるち米ともち米とよもぎです。 今回の給食では、蒸したよもぎだんごに、とろみをつけたみつをからめ、喫食時にきな粉をかけて食べました。 とてもおいしかったです。 |
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