10月22日の給食はくさいは、北海道から九州までの各地で生産されています。中でも収穫量が多いのは茨城県(27%)と長野県(25%)です。(農林水産省平成30年度都道府県別収穫量より) 大阪市の学校給食では、長野県、茨城県、大分県、鹿児島県などのほか、比較的近郊の三重県、和歌山県、兵庫県、岡山県などで収穫されたものを使用しています。(大阪市学校給食協会 令和元年度産地情報より) くせがなく、やわらかな歯ごたえが人気の冬野菜の代表格です。 10月21日の給食大阪市の給食でハヤシライスは通常、小麦粉を食用油脂で炒めて作るブラウンルウを使用しています。 今回のハヤシライス[米粉]は、小麦アレルギーのある児童生徒に配慮し、小麦粉で作ったブラウンルウの代わりに上新粉を使用しています。また、ルウを使用しないことで、あっさりとした味わいとなっています。 このハヤシライス[米粉]は、平成29年度学校給食献立調理検討会議で開発された献立です。 10月16日の給食大阪は昔から、「天下の台所」「食いだおれ」などと言われ、食文化の栄えた町でした。 現在の大阪の食文化を語るには、たこ焼きやお好み焼きなどの「粉もん」がはずせないです。もともと粉もんはおやつであったが、おいしいものに貪欲な大阪人が知恵と工夫を凝らし、料理として確立させました。 お好み焼きは、小麦粉に卵、野菜、肉、魚介など、好みの具材を入れた生地を鉄板に流して焼いたものです。起源は安土桃山時代に千利休が作った茶懐石用の「麩の焼き」だといわれています。 「麩の焼き」は、小麦粉を水で溶き、焼き鍋の上に薄くのばし、最中の皮のように仕上げ、味噌を塗り、ぐるぐる巻きにしたものです。 10月15日の給食ミートグラタンは、ケチャップ、トマトピューレなどで味つけしたひき肉に、褐色になるまでいためた小麦粉でとろみをつけ、ゆでたマカロニを加え、上にパン粉をふり、焼いたものです。 今回使用しているなすは、夏から秋が旬の野菜であり、路地栽培のものが、6月から10月にかけてたくさん出回っています。 皮の黒紫色は、アントシアニンという色素によるものです。 10月14日の給食ふきよせ煮の「吹き寄せ」は秋から冬の初めにかけて用いる献立名です。 風に吹き寄せられた落ち葉を思わせるように秋の味覚を盛り合わせた料理(前菜や煮物など)をいいます。栗、ぎんなん、しめじ、まつたけ、また、紅葉や松葉をかたどった生麩や野菜などを用いります。 今日の給食のふきよせ煮では、さといも、れんこん、しめじが使われています。 |