11月20日の給食、焼きとうもろこし」でした。 給食に登場するきのこは、しいたけ、しめじ、えのきたけ、まいたけ、エリンギ、マッシュルーム、なめこです。 日本は、気候が温暖で雨量が多く、きのこの生育に適しており、多くの種類のきのこが見られます。食用になるものは約100種、そして市場に出回るものは約20種です。 現在、市場に出回っているものは、まつたけ、ほんしめじを除いてほとんどが人工栽培によるものです。 きのこの食材としての価値は、それぞれ独特の香りや味、そして歯ごたえ、舌ざわりなどの食感にあります。また、きのこには旨味があり、汁物や煮物に入れると旨味を増します。 11月19日の給食カリフラワーはキャベツやブロッコリーと同様に、東地中海沿岸原産の野生種ケールを起源とする野菜です。カリフラワーの白い球の部分は、つぼみが集まったものです。よく出回っているものは白色のものだが、オレンジ色や紫色などの種類もあります。 カリフラワーは、一年中出回っているが、11月〜3月頃が最もおいしい旬の時期です。この時期のカリフラワーは花蕾が大きく、味もよいです。 給食では、旬の時期にあえ物や煮物などの献立に使用します。 11月16日の給食「ういろう」は全国各地で作られている和菓子です。米粉、でんぷん、砂糖などを混ぜて蒸して作ります。 有名なところでは神奈川県(小田原)、愛知県(名古屋)、三重県、京都府、山口県などがあります。 多くは米粉から作られますが、伊勢には小麦粉から作ったもの、山口県ではわらび粉から作ったものがあります。 また、旧暦の6月末に行われる「夏越(なごし)の祓(はらえ)」の時に行事食として食べられる白いういろうに小豆をのせた「水無月」や、抹茶やかぼちゃ、黒砂糖、くりなどを混ぜて作るういろうもあります。 11月13日の給食オムレツとは、溶きほぐした卵に、塩、こしょう、牛乳を加え、バターをひいたフライパンで焼いてつくる卵料理です。英語、フランス語では「オムレット」といいます。具を何も入れないものをプレーンオムレツといい、チーズ、ハム、鶏肉、えび、かになどを混ぜたり包んだりすることもあります。 今日の「ツナポテトオムレツ」は、卵、ツナ、じゃがいもを容器に入れ、焼き物機で蒸し焼きにして作っています。喫食時に小袋のケチャップをかけます。 11月11日の給食佃煮は、徳川家康が1582年本能寺の変の折、堺におり脱出に困った際、手持ちの漁船と不漁の時に備蓄していた大事な小魚煮を道中食としてもらうなど世話になった摂津国西成郡佃村(現在の西淀川区佃)の漁民の郷土料理が発祥とされています。 やがて佃村の漁民が、江戸に移住し、江戸佃島(東京都中央区隅田川河口の島)という地名で呼ばれるようになりました。江戸佃島で雑魚などを塩やしょうゆ、砂糖などで煮込み、保存食としていたものが「佃煮」と名付けられて江戸市中で売り出されるようになり、全国へ広まったと言われていmす。 現在は材料や産地を問わずこのような食品を総称して「佃煮」と呼ばれています。 |