2月8日の給食文部科学省から出されている「食に関する指導の手引―第二次改訂版―」では、「給食指導における主な指導項目とその内容(例)」として、「食器や箸の持ち方・並べ方・食事中の姿勢など基本的なマナーを身に付け、楽しい雰囲気の中で会食できるようにする。」と示されています。 背すじをまっすぐに伸ばして食べることで、胃(お腹)が圧迫されず、食べ物の消化がよくなります。 また、食事中のよい姿勢は、食べ物がお腹におさまりやすくなるだけでなく、見た目の印象をよくし、楽しく食事をするために必要であります。 2月4日の給食大麦を精白し、圧(あつ)扁(ぺん)したものを押し麦と言います。大麦はそのままでは水を吸いにくく、消化が悪いとされるため、押し麦が開発されました。 押し麦には、日本人が摂取不足になりがちな食物繊維が多く含まれています。 精白米の約20倍、玄米の約3倍と、穀物の中でも群を抜いて食物繊維を多く含みます。また、カルシウムやカリウムもあります。 2月3日の給食だいこん葉は緑黄色野菜のひとつであり、鉄やカルシウム、ビタミンⅭ、カロテンなどの栄養素が多く含まれています。 給食では、乾燥させただいこん葉を水で戻して使用しています。 給食で使用するだいこん葉(乾)には、100gあたり鉄が9.1mg、カルシウムが866mg、ビタミンⅭが90mg、カロテンが3240㎍含まれています。 ツナっ葉いためは、だいこん葉とツナ缶を使用した、手作りのふりかけです。 2月2日の給食季節の変わり目の立春、立夏、立秋、立冬の前日を節分と呼ぶが、一般には立春の前夜をさして節分と呼ぶことが多いです。 この日には、厄を払うために、鬼の嫌いないわしの頭をヒイラギに刺して門や戸口に立てたり、鬼打ち豆と称する、いった大豆を「鬼は外、福は内」のかけ声とともにまいたりする習慣もあります。また、いり大豆を年の数や年に1つ足した数を食べると1年を元気に過ごせるといわれています。 給食では、節分の行事献立として、いわしといり大豆が登場しました。 2月1日の給食もち米を使って蒸した飯をおこわと言います。 昔は、もち米を蒸した飯を、硬いご飯を意味する「強飯(こわいい)」と言いました。 それに丁寧語の「お」をつけ「おこわ」と呼ばれるようになったと言われています。 これに対し、現在のうるち米を炊いた米飯は、昔はお姫様が食べる軟らかいご飯を意味する「姫飯(ひめいい)」と言われていました。 おこわは、うるち米で炊き上げたご飯に対し、独特のもちもちとした食感と甘みがあります。 今日の給食で登場するのは、もち米と焼き豚、くり、干ししいたけを味つけして蒸した中華おこわです。 |