12月25日の給食かぶはアブラナ科(はくさい、なのはな、キャベツなどの仲間にあたる。)の植物で、中国から渡来し、だいこんよりも古くから栽培されています。 かぶは年間を通して流通していますが、寒い時期の方が甘みも増しておいしいです。大阪では11〜2月頃に多く出回ります。 12月23日の給食エリンギはひらたけの近縁種で、地中海沿岸から中央アジアにかけて分布する食用きのこです。 日本には自生しておらず、愛知県森林・林業技術センターが、平成5年に初めて人工栽培化に成功しました。 広口びんなどにおが屑と栄養材をいれ、種菌を植えつけるおが屑栽培が行われています。近年需要が伸び、多く出回っています。 エリンギに含まれている栄養素は、主に食物繊維、カリウム、ナイアシン、ビタミンDであり、生活習慣病の予防効果が高いと言われています。 12月22日の給食きくなは10月〜3月に旬を迎える野菜です。この時期のきくなは、茎が柔らかく、風味も一段と増します。 キク科の葉菜で、春に黄色の花を咲かせるため「春菊」という名前がついています。関東では「春菊」、関西では「菊菜」とも呼ばれています。 独特の香りは、α‐ピネン、ぺリルアルデヒドなどの成分からなり、食欲増進や消化促進などの働きがあります。 葉が薄く、繊維が柔らかく、香りと色が特徴なので加熱しすぎない方がよいです。 12月18日の給食冬至は北半球では一番昼の時間が短い日で、太陽の力が最も弱まる日です。この日を境に太陽の力がまた蘇ってくる日であり、運もまた再び上昇すると考える「一陽来復」という考え方が東洋にはあります。 そして、日本では運が回復することを願って、「ん=運」が二つ重なる食材を食べて運を上昇させようとする「運盛り」とよばれる縁起担ぎの風習があります。 「冬至の七種(とうじのななくさ)」といわれ、そのひとつが「かぼちゃ(なんきん)」です。保存がきき、風邪の予防にも役立つことを経験上知っていた昔の人は、冬至にかぼちゃを食べることで無病息災を願いました。 12月16日の給食健康的な食生活を送るためには、バランスのよい食事や適度な運動、規則正しい生活などを心がけることが大切です。 一人一人が自分の食生活をふり返り、課題を見つけ、改善できるようにしたいです。 ・朝食を毎日しっかり食べる。 ・おやつは時間を決め、種類や量を考えて食べる。 ・脂質や塩分、糖分の摂り過ぎに気をつける。 ・黄・赤・緑のグループの食べ物を好き嫌いしないで食べる。 ・よくかんで、味わって食べる。 ・食べ物や食事に関わる人に感謝して食べる。 |