3月12日の給食コチジャンは、米みそ、唐辛子などから作る発酵食品の一つです。発酵熟成することで、唐辛子の辛みがまろやかになるが、日本では麦芽(水あめ)や砂糖などを加える場合が多いです。また、みその一種とみなして唐辛子みそともいわれます。 韓国・朝鮮料理によく使われ、炒め物や鍋物、煮物などの味付けに使ったり、生野菜にそのままつけたりいろいろな料理に使うことができます。 3月10日の給食大豆からは、みそやしょうゆなどの調味料をはじめ、とうふや納豆、油あげ、きな粉などの多くの大豆製品が作られています。 大豆は「畑の肉」といわれるように、たんぱく質を多く含んでいます。このほかにも、脂質、ビタミンB群、ビタミンE、カルシウム、鉄なども多く含まれ、バランスがよく、栄養価の優れた食品です。 大豆製品は昔から日本人のたんぱく源として、いろいろな食べ方を工夫し、加工されて食べ続けられてきた伝統食品です。 3月9日の給食れんこんは、「蓮(ハス)」という植物の地中深くで伸びた地下茎の部分です。れんこんの穴は、呼吸するための空気を送り込む通気口の役割を果たしています。 主に沼沢地や蓮田といった泥沼の中で栽培されています。葉は水面に出ており、夏頃にきれいな花を咲かせます。収穫は秋から冬の寒い時期で、冷たい泥水に膝から腰までつかり、地下深くに育ったれんこんを傷つけないように掘り出すため、大変な労力がかかる作業です。 れんこんには、ビタミンCや食物繊維が豊富に含まれています。ビタミンCは熱に弱い成分であるが、れんこんのビタミンCは主成分であるでんぷんに守られているため、加熱しても損失しにくです。 3月8日の給食卒業祝い献立には、卒業生をお祝いする気持ちが込められているます 児童生徒が大好きな「鶏肉のから揚げ」に、オールスパイスを使用して洋風にアレンジした「フライドチキン」と、牛肉を使った人気のある「カレーシチュー」を組み合わせています。 「おいわいピクルス」は、各々ゆでるか、焼き物機で蒸しただいこんとにんじんを、砂糖、塩、ワインビネガー、うすくちしょうゆを合わせた調味液につけこんだ紅白の彩りのよいピクルスに仕上げています。 デザートは、献立調理検討会議で開発された新食品の、ダイスカット状のみかんゼリーを使用し、缶詰めの和なしと合わせた「フルーツゼリー」でした。 3月5日の給食よもぎだんごは、うるち米(ごはんとして普段食べている米)、もち米(もちや赤飯、おこわなどに使われる米)を蒸して、よもぎと混ぜて作ります。 よもぎは、キク科ヨモギ属の多年草で、全国各地の野原や河川の土手などに自生しています。日本だけでなく、中国や韓国などにも分布しています。独特の香りがあり、古くから食用としてだけでなく、生薬としても重宝されてきました。食用とするよもぎは若い芽で、それが採れる美味しい時期は3月から5月頃までの春です。 |