2月25日の給食「大阪府国産農林水産物学校給食提供事業」として「泉だこ」が給食にでました。 大阪湾は、魚庭(なにわ)の海といわれるほどエサとなるエビやカニなどが豊富で、潮の流れが穏やかなことから、やわらかくて風味のよいたこが育ちます。 大阪府漁業協同組合連合会では、大阪湾の泉州沖でとれるマダコをボイルしたものを「泉だこ」として地域団体商標に登録し、 販売しています。 たこを獲る漁法には、海底に沈めたたこつぼで獲る「たこつぼ漁」や錘のついた網で海底をひく「底引き網漁」などがあります。 2月24日の給食わかさぎは、ししゃもと同じキュウリウオ科の魚で、海で成長して産卵期になると鮭のように川をのぼってくるものと、湖などに生息するものに分かれています。 天ぷらやフライなど、揚げ物が代表的な料理で、骨がやわらかいため丸ごと食べることができます。 産卵期は春で、産卵期前の秋から産卵期頃までがおいしいです。 給食で使われている「わかさぎフライ」は、新鮮なわかさぎを使用し、魚特有のくさみや苦みが少ないです。また、骨ごと食べることができ、カルシウムの補給や咀嚼力の向上にもよいです。 2月22日」の給食こんにゃくは、サトイモ科の「こんにゃく芋」の球茎から作られる加工食品です。 大阪市の学校給食で使用しているこんにゃくには、四角いこんにゃくのほかに、四角いこんにゃくをところてんのように押し出した「つきこんにゃく」、練って糊状にしたこんにゃくを細い穴に通しながらゆで、糸のように細いひも状にした「糸こんにゃく」、糸こんにゃくを束ねて綱のようにした「つなこんにゃく」があります。 2月18日の給食きびなごは、体側に美しい銀色と青色の帯を持ち、成魚の体長は1cmほどの小さな魚です。関東及び山陰沖以南、中部太平洋やインド洋に広く分布します。春から初夏にかけて産卵のために海岸に押しよせ、漁獲量が増えます。この時期は脂がのり、旬となります。 きびなごの名称の由来は、鹿児島県南部では「帯」のことをキビということから、小魚の体側中央部にある青白色の模様を帯とみて、「帯(きび)の小魚(なご)」と呼ばれるようになったことがはじまりとされています。 2月17日の給食いちごは、ビタミンC、カリウム、食物繊維、葉酸等を多く含む果物です。 特にビタミンCの含有量が多く、100g中に62mg含まれています。いちご2個で約16mgのビタミンcをとることができ、これは8〜9歳の児童一人1回当たりの学校給食摂取基準の約80%に相当します。 ビタミンCには、傷の回復を早めたり、抵抗力を高めたりする働きがあり、皮膚や細胞のコラーゲンの合成に必須です。ビタミンCが欠乏すると、血管がもろくなり出血傾向となります。欠乏で壊血病になることが知られています。 |