5月7日 全校集会 校長講話
お早うございます。
今日は大阪市教育委員会が設定した『いじめについて考える日』です。 いじめについては、年に1日だけ考えればよいというものでは決してありません。年中間断なく、いじめ撲滅について考えなければなりません。ただ、「間断なく考える」のは、言うは易く行うは難しで、結果的に何も考えなくなる可能性があります。「おざなり」「なおざり」にするようでは、話になりません。 それで、平成28年8月に実施された小学生による「おおさか子ども市会」において、子ども議員から『いじめについて考える日』を設定することの提案を受けて、吉村市長が『いじめについて考える日』の設置を進める旨の答弁をされたことから、教育委員会において『いじめについて考える日』が5月の大型連休明けの月曜日に設定されました。 平成30年度は今日5月7日です。 改めて、目を閉じて「いじめ」に想いを馳せてください。自分がされたら嫌なこと、学校へなんかよう来ん、と思うこと、想像できましたか? いつも言うように、学校は小さな社会です。一般の社会へ出て行く前に、ここで多くのことを体験したり、練習したりして、力量を育み成長します。 してはいけないこと(いじめや傍観者を装って見過ごすこと)、逆に勇気を持ってしなければならないこと(積極的ないじめ撲滅行為)等々、沈思黙考し、体現して、全ての生徒が心地よく過ごせる春日出中学校にしてください。 繰り返します。「今日は『いじめについて考える日』です。しっかり考え、胸を張れる清々しい行動をしましょう。これを契機に、間断なく考え、間断なく正しい行動をしましょう。」 先生方は見ておられます。更に、「天網恢恢疎にして漏らさず」です。 ほけんだより 5月号
ほけんだより5月号を掲載いたしました。
是非ご一読ください。 元気アップ緑化活動
元気アップ緑化活動をアップしました。
地域の方と共に春日出中学校を美しい学校にしていきましょう。 是非参加してください。 5月1日 全校集会 校長講話暑くなって来ましたから、体調不良を感じた人は、早めに座ってください。 ゴールデンウィークの真最中で、気分が浮かれている人も多いと思いますが、今日はお小言一つです。 昨年度末に、学校協議会委員の方から「最近挨拶運動はどうなっていますか。学校を訪問したとき、以前と比べて元気が無いように思うのですが。以前は大きな声で挨拶をされて、元気を貰って帰ったものですから。」とのご意見があり、「人を爽やかにする気持ちの良い明るい挨拶、気持ちの籠った挨拶をしましょう!」と、注意喚起したのを、2・3年生は覚えていることと思います。覚えていますか? 学校には、一年を通じて、色々な方が来校されます。高校の先生方も自校のPRのため、引っ切り無しに訪問されます。その先生方の多くが元本市立中学校の先生方で、各中学校の環境や事情、醸し出される雰囲気等々、十二分にご存知です。 先週末、そんな先生のお一人が来校され、校長室で一頻り話された後、自転車に乗って帰ろうとされました。正門前は体育館前でもあり、次の体育の授業の準備で、休憩時間から多くの生徒が集合していました。先生が通ろうとされた折、残念ながら「さようなら。」、「失礼します。」の声が聞こえませんでした。一方、先生を送って出た私が正門から戻って来ると、「今日は。」「今日は。」と、異口同音に挨拶してくれるのです。 人見知りで、恥ずかしかったのだろうと憶測できますが、毎朝、校門で本校教職員が10人くらい立って朝の挨拶運動をしているのは、親しき仲にも礼儀ありで、毎日顔を合わせる先生や友達であっても挨拶をしてからという意味もあるにはありますが、それ以上に、学校と言う模擬社会から一歩出て、一般社会でこそしっかり挨拶ができるようにという、練習の意味が大きいのです。顔見知りの私には挨拶ができて、見ず知らずのご来客に挨拶ができないと言うのであれば、これは正しく本末転倒です。これが、先達て、学校協議会委員の方が指摘されたことだったんだと実感致しました。 学校での教育活動は、一般社会で実行できてこそ意味があるのです。臆することなく、しっかり励行してください。 「おはようございます。」「今日は。」「さようなら。」「失礼します。」etc. |
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