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全小社研大阪大会に向けて その1(3年)

10月29日(金)に、第59回全国小学校社会科教育研究協議会研究大会 大阪大会が開催され、野田小学校は第1会場校となっています。
本来ならば、全国から多くの参会者が来校し、授業の様子を公開し、それをもとに研究協議を深めるはずでしたが、コロナ禍のため、残念ですがオンデマンド&オンライン形式での研究会となりました。

現在、研究協議の題材となる学習を進めています。その様子を紹介していきます。

まずは3年生。単元は「工場ではたらく人々の仕事」です。副読本「わたしたちの大阪」では、パン工場を取り上げていますが、今回、玉川地域にある「大黒屋」さんの協力を得て、大黒ソースを教材化しました。

写真上
単元の1時間目です。新世界の串カツ屋さんのシェアが70%など、多くのお店で使われている大黒ソースを作る会社がすぐ近くにあることを知って驚いた子どもたち。「多くの店で使われるソースを作るために、大黒ソース会社の人はどんな工夫をしているのだろう」という問いをつかみます。その問いに対する予想を短冊に書き、意見交流しながら分類し学習計画を立てました。

写真中
単元の2時間目の授業です。この時間の問いは、「大黒ソースはどのような原料をつかっているのだろう」です。資料をもとに調べていく中で、たまねぎは淡路島産、中国産、ニュージーランド産の3つを使い分けていることを知った子どもたち。どうして3つの産地のたまねぎを使い分けているのかについて考えました。おいしいソースを作るために、たまねぎの産地にもいろいろ工夫をされていることを知りました。

写真下
単元の最終時間の授業です。原料だけでなく、生産過程や働く人の工夫など、大黒ソースについて学習してきた子どもたちですが、最後に福島区から大阪市全体に視野を広げます。「551」「釣鐘まんじゅう」「シード社(消しゴム)」の3つを取り上げ、大阪市には大黒ソースだけでなく、いろいろ工夫して作られているものがたくさんあることを学びました。
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