５年生では今，「電磁石のはたらき」を学習しています。「導線を巻いて作ったコイルの中に鉄心を入れ，電流を流すと磁石と同じはたらきをする」ということを知り，子どもたちは（棒磁石と同じように極があるのかな？）（コイルの巻き数を変えると，磁石の力が強くなりそう！）など，さまざまな疑問や気づきをもちました。実験セットを使って４つの実験をし，電磁石のしくみやはたらきについて理解してきたところです。
　そんな中，日本機械学会関西支部より，２名の先生をお招きし，「リニア新幹線と同じ原理のモーターを作ってみよう」と題して特別授業を行いました。磁気浮上式リニア新幹線の原理は，電磁石のはたらきの応用です。少し難しい内容ではと心配しましたが，本日授業を行った１組・２組の子どもたちは，楽しそうに実験に取り組んでいました。
　コイルと永久磁石で，時速600ｋｍにもなるリニア新幹線と同じ原理の物を作ることができるのに驚き，「現代科学ってすごいなー！」と，感心している子や，ものづくりの楽しさに気づき，「同じものを作ってみたい！家でモーターを作るには，どんなものが必要ですか！？」と，目を輝かせて先生に質問する子もいて，その前のめりな姿勢に思わず笑みがこぼれました。
　明日は３組・４組が授業を行う予定です。お楽しみに！