先週、今年度最後の保健行事である体重測定をしました。
　４・５年生では、「プライベートゾーン」について復習し、体と心の距離感について考えたうえで、トラブルにあわないために、事例をみながらSNSの危険性などについて考えました。
　最近では中高生で、SNS等でプライベートゾーンも含めた体の写真や動画を送りあったり、送るよう脅されたりするような事案もあるようです。体はどこをとっても大切ですが、プライベートゾーンについては命にも関係する大切な場所であり、「見ない・見せない、触らない・触らせない、撮らない・撮らせない」の約束があるということを、ずっと覚えていてほしいものです。
　SNSについては、総務省の「上手にネットと付き合おう！安心・安全なインターネット利用ガイド」の教材を使って、ありがちな事例を漫画でみて、楽しく使っているはずのSNSの怖い面について考えました。
　SNSに投稿した写真で、どんな情報から特定できるのかを紹介した後、投稿の例を見ながら、どこから特定して直接会いに行けそうか考えました。
　積極的にSNSに投稿している児童もいるようでしたが、多くのSNSでは１２才までの使用が想定されていません。先ほど紹介した総務省の「上手にネットと付き合おう！安心・安全なインターネット利用ガイド」というホームページには、保護者向けページもあります。お子さまがスマートフォンをお持ちの場合は、一度使い方についてご家庭で話し合われてみてください。
　春休みは、スマートフォンやタブレットをするばかりにならないで、新年度に向けて体も心も調子を整えて過ごしてほしいものです。