難波の宮の瓦〜足元にある大阪の歴史
12月6日(日)大阪市歴史博物館の東側、上町筋に面した「後期難波の宮跡」発掘調査現場での説明会。上町台地を中心とした古代文化の遺跡の一部に触れることができました。1961年、大阪市立大学・山根徳太郎先生が中心となり、発掘調査が行われた「後期難波の宮跡」は、726年に聖武天皇によって造営が進められたといわれています。
内裏西外外郭の築地塀の瓦ではないかと推測されています。大化の改新(乙巳の変)後に移転されたといわれている前期難波の宮跡ともに発掘され、現在の史跡公園として保存されています。足元にある大阪の歴史に改めて感じ入りました。 また、東京大学大学院・日置先生からいただいた海洋教育サミットの資料には、地球の表面を構成するプレートが描かれています。「オーストラリア大陸は一つのプレートの上にあり、安定しています。しかし、日本列島は4枚(ユーラシア、フィリピン、北米、太平洋)のプレートのせめぎ合いをしている上にあります」という説明に、もっと広く足元も見つめ、考え、その対策について、常日頃から考えていかなければならないと思い出しました。 【12月8日】 |
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