9月15日の給食なしは、バラ科ナシ属の植物です。主なものとしては、日本なし、中国なし、西洋なしの3種があり、日本で「なし」というと、日本なしを指します。 日本なしには、一般的に、二十世紀に代表される果皮が黄緑色の「青なし」と、豊水や幸水に代表される果皮が茶褐色の「赤なし」があります。 豊水や幸水は、二十世紀よりも果肉が柔らかく、果汁が豊かで甘味が強いという特長があります。 ※本日の給食はなし(豊水)でしたが、なし(豊水)の出荷量が少なく、調達が困難なため、なし(二十世紀)に変更になりました。 9月14日の給食一般的にさけといえばシロサケのことです。 さけのたんぱく質は他の魚よりも消化・吸収が良いのが特徴です。他に、ビタミンB1、B2を含んでいるほか、カルシウムの吸収や代謝を高めるビタミンDはクロマグロの赤身の約6倍も含んでいます。また、脳の働きを助けるDHAや血液の流れをよくするEPAを多く含んでいるのも特徴です。 さけの身の色はサーモンピンクをしているが、これはアスタキサンチンによるものです。アスタキサンチンは、体内で抗酸化作用を示す色素です。 9月11日の給食ツナ(缶)の原料にはかつおとまぐろがあるが、世界的な主流はかつおです。 大阪市の給食で使用されるツナ(缶)は、まぐろ、綿実油、食塩を使って作られています。 缶詰に加工することで、保存性が高くなります。 まぐろの身には、たんぱく質が多く含まれており、ツナ(缶)は、三色食品群で赤のグループの食べ物です。 9月10日の給食にんじんは緑黄色野菜の中でも、カロテン(体の中でビタミンAにかわる)を多く含みます。にんじんのオレンジ色はカロテンによるものです。カロテンは、目や鼻、胃腸などの粘膜を健康に保つ働きがあります。また、便通を整える食物繊維も含まれています。 にんじんは「西洋系」と「東洋系」の2種類に分けることができます。近年、市場で一般的に出回っているのは「西洋系」であり、「金時にんじん」や沖縄県の「島にんじん」は「東洋系」です。 9月9日の給食金時豆は、てぼ豆、うずら豆、とら豆などと同じ「いんげん豆」の代表的な種類で、赤紫色が鮮やかなことから赤いんげんとも呼ばれています。粒の形がよく、味も優れているので煮豆に最も適した豆と言われています。 いんげん豆は炭水化物が多く、たんぱく質、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルや食物繊維も豊富に含んでいます。また、炭水化物や脂質をエネルギーに変えたり、たんぱく質を分解・合成したりするビタミンB群も豊富に含んでいます。 |