高学年の授業研究1学期の短縮授業の時間的制約や新型コロナウィルス感染症対策だけではなく、校舎増築工事の影響のため、休み時間や体育科の時間など運動場や講堂にスペースがなく自由に思いっきり体を動かしたり、遊んだりすることがあまりできなくなっていました。そのため、集会を企画し、実践していくことで、意欲的に学級目標達成に向かうための話合い活動や集会活動ができるように、題材を設定しました。 今回の話し合い活動では、一人一台端末を使い、「デジタル学級活動ノート」で児童一人一人の考えを全体に共有することができるという試みが行われました。「デジタル学級活動ノート」は、即時的に学級全員の意見を児童一人一人が把握でき、友だちの意見を参考に自分の意見を深めて変更することができ、自分の意見や友だちの意見を容易にふりかえることができるツールです。 ツールを使い、意見を全体共有することで発表が苦手と感じている児童でも自分の意思を表現し、意見を周りの友だちが参考にして、よりよい意見を作ることができました。また、自分の意見をしっかり持って参加できることや、自分の意見が話合いに反映されて行くことで全員参加の実現につながりました。 |