波除小学校の多目的室をお借りして、各研究部から推薦された研究リーダーが研修を行いました。

　はじめに、副会長の三枝校長先生から、研究紀要や教育論文などの、実践的な論文の書き方について講演がありました。
具体的な論文を資料に、子どもたちの現状から課題意識が生まれること、その課題を克服するためにどんなことに取り組むのかを論理的に説明する必要があること、またアンケートなど数値化できるものも活用して、取り組みの有効性を示していくことが大切であることなどを学びました。

　その後は、玉村副会長の進行で、２つの班に分かれ、所属する研究部で現在課題となっていることについて情報交流しました。
やはり共通した課題は、継続的な部員の参加が少ないこと。学校の行事などで参加できない部員が多く、土曜日などの研修にもなかなか参加できない日々の忙しさがあることも語り合いました。

　次回は、この課題を解消できる大胆なアイデアを持ち寄ることにしています。
次回も、多くの研究リーダーの参加を期待しています。

平成３０年５月１８日（金）に大阪市小学校教育研究会全体会が大阪市教育センターにおいて開催されました。藤澤会長のあいさつのあと、ご来賓の代表として、大阪市教育委員会インクルーシプ推進室長 島田　保彦様に激励の言葉をいただき、その後、会長より役員補充の報告がありました。
　そして、議事の審議に入り、「平成29年度事業報告及び会計決算報告」「平成30年度事業計画及び会計予算案」「会則改正案」が承認されました。
　教育講演会では、大阪市教育委員会　指導部　英語イノベーション課長　吉田　克徳様より「大阪市の小学校英語教育について」という演題でご講演いただきました。盛会裏に全体会を終えることができました。