地衣と桜

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上の写真は大川沿いの桜の幹に生活している「地衣類」の「ウメノキゴケ」です。
あまり知られていないけれど、実はよく目にしているはずの生物です。
ヨーロッパでは認知度が高いようですが、残念ながら日本では教科書で扱われていないからか、知ってもらう機会がないみたいです。
しかしながら、日本でも昔から琳派の絵画にもよく描かれています。それもかなり派手にです。
ウメノキゴケという名前から、コケのなかまと思われがちですが、地衣類は、菌類(キノコやカビ)のなかまの体内に光合成生物(藻類やシアノバクテリア)が一緒に住んでいる(共生している)生物です。
光合成するという点ではコケと同じですね。
時には立ち止まって、樹木を観察してみてください。今まで気づかなかったことが、まだまだたくさんあります。
ついでに、下の写真、まだひっそりと咲いていたソメイヨシノです。新緑との対照が美しいです。
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