10月29日 月曜日 全校集会
お早うございます。
今日は給食の残食率の話をします。 梅香小学校との親子給食が始まって1年が経ちました。温かいので美味しいと言う声もたくさん届いています。 一方、配膳員の方々が毎日残食率を記録してくださっているので、今年度に入ってからの平均値を計算しました。 米飯14%、パン14%、牛乳6%、主菜(肉・魚類)5%、副菜(汁物類)15%、副菜(お浸し類)11%、副菜(ジャムやアーモンドフィッシュ類)6%でした。 主食のご飯やパン、また汁物が14〜15%ということは、生徒と教職員で約400食ですから60食ほどが毎日廃棄されていることになります。 ご飯を例に挙げると、1膳大体150gとして9kg程のご飯が毎回廃棄されています。 この現実を、賢い皆さんはどう考えますか? 私が子どもの頃は、給食を食べ終わるまでは遊ばして貰えない、と言うような教育が当たり前でしたが、今は、体格も違えば、体の調子も違えば、…も違えば、ということで、無理に食べる必要はありません。 ただ、2004年に、アフリカ人女性として史上初のノーベル平和賞を受賞されたケニアのワンガリ・マータイさんが、京都議定書関連行事出席のため来日された際、日本語の「もったいない」という言葉を知って感銘を受け、国連女性地位委員会で出席者全員と「もったいない」を唱和し、続けて「MOTTAINAI」キャンペーンを展開されたせいで、「MOTTAINAI」は認知度は高くはないものの一応英語にもなっています。 世界には飢餓に苦しむ人たちが大勢おられます。日本の美学である「もったいない」の精神を今一度思い起こしてみてください。 |
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