夕べからの雨も朝にはすっかりあがり、比較的暖かい一日となりました。本日（１９日）、多目的室で第６回卒業証書授与式（卒業式）が行われました。一つ一つのプログラムが進行していくのが惜しまれるような、すばらしい卒業式となりました。在校生代表の送辞や卒業生代表の答辞も、一言一言に想いがこもっていて、聞く人の胸に深く刻みこまれていきました。最後の卒業の歌の「旅立ちの日に…」も心を揺さぶられる、美しいハーモニーを聞かせていただきました。このような感動的な卒業式となったのは６期生のみなさんの支え合う力、高めあう力の賜物だと思います。６期生の仲間とのつながりを、いつまでも大切にしていってほしいと思います。みなさんのご健康と、これからのますますのご活躍を心よりお祈りしています！

早朝よりお越しいただいたご来賓、保護者の皆さま、高等学校の教職員の方々、本当にありがとうございました。

最終回は「花鳥風月」の「月」です。担当した班の作品紹介文です。

「月」
理工、スポーツ、言語、美術、デザインの４つの分野をそれぞれ４匹の動物に例え、月のように遠くにあっても光り続ける大きな夢を追い求めている姿を描きました。


月の光に包まれた森の中…。月を見つめ、月の光を浴びながら心を通わせている４匹の動物たち…。不思議なメルヘンの世界に誘い込まれそうな作品です。動物を「分野」に例えるという着想がとてもユニークです。どの動物がどの分野を象徴しているのでしょうか…。


「卒業制作壁画『花鳥風月』」の四つの作品を紹介してきました。咲くやこの花中学校高等学校にお越しの際は、これらの作品をご鑑賞くださいますようお願いいたします。

今回は「風」を担当した班の作品紹介です。

「風」
ひとりひとりの夢は違っていても、皆、風に立ち向かいながら未来を見据えている。夢を目指して困難に挑み続けようという私たちの決意を描きました。


風に向かって力強く歩み出す”咲くや生”たち。天に向かって突き出した崖の先端が、困難はあっても輝く未来を暗示しているようです。オレンジの空、流れる雲、風にゆれる草原、崖や大地に突き刺さる鉛筆…。印象的でダイナミックな作品となっいます。

卒業式（卒業証書授与式）の予行を本日（１７日）実施しました。前日から練習が続いていますが、さすが６期生…。緊張を緩めず、みんな集中して取り組んでいました。卒業の歌の「旅立ちの日に…」も、練習を重ねるごとにハーモニーの美しさに磨きがかかり、３年生の気持ちや思いが一つになっていっているのを感じます（担任が思わず涙ぐんでしまうシーンも…）。明後日（１９日）がいよいよ卒業式。中学校時代の思い出を胸に刻みつつ、夢に向かって、大きく踏み出していってほしいと思います。

すでにご案内いたしておりますが、３年生の保護者の皆さまには、ご臨席賜りますようお願い申しあげます。

「花鳥風月」のうち、今回は「鳥」を担当した班の作品紹介です。

「鳥」
翼を構成する羽根一枚一枚に、わたしたちが学校生活を通して感じた思いをつめ込み、この鳥のように世界を広く見つめ、深い夜から光輝く未来へ羽ばたいて行く姿を、咲くやこの花の生徒に重ねて描きました。

空を象徴するブルーのグラデーションと真っ白い羽のコントラストが鮮やかです。緻密に描きこまれた花々のデザインも美しく仕上がっています。羽を力強くぴんと広げ、大空に羽ばたく鳥の姿に、希望に満ちた未来を予感させる作品です。