いよいよ７月に入りました。今日（２日）のお話は、２年生の藤木先生です。「偶然or必然」という本当にびっくりのお話でした。
　藤木先生は、小学校６年生の２学期に転校をしました。もちろん転校先の小学校を卒業し、その学校の卒業アルバムをもらいました。数年後、大学に進学し体育の授業でたまたま隣りになりペアで体操をすることになった学生は、転校前の学校の友人Ａ君でした。感動の再会です。
　でもここからが驚きです。転校前の藤木先生の担任は、転校しても６年１学期までの分が写真に写っているので、藤木先生に卒業アルバムを渡そうと郵送したそうです。とこらが返送されて来たので、なぜか、そのアルバムを出席番号１番のＡ君に渡していたそうです。出席番号１番ということだけで…。Ａ君もそのアルバムをずっと大切に持っていたらしく、めでたく卒業アルバムは藤木先生の手元に届きました。現在、藤木先生は２冊の小学校の卒業アルバムを持っています。これは偶然なのか必然なのか？藤木先生もどうなのかな？と言っておられましたが、こういう出会いや縁は、たまたまでは片づけられないですよね。
　みなさんもこの学校で出会った人たちとは、会うべくして出会いました。地元の学校へ行かず、受検を経て入学して今一緒に頑張っています。高校へ進学すれば、また総合学科、演劇科、食物文化科の同級生たちと素晴らしい出会いが待っています。その後の人生でもそうです。人との出会いを大切にその輪を広げ成長して行ってほしいと思います。
　貴重な体験を、卒業アルバムの写真も見せながら、ユーモアを交えて話をしてくれた藤木先生、ありがとうございました。