本日も先週同様、風邪対策とマラソン大会を控えているため、放送による教室での全校集会を行いました。

　校長講話

　皆さん、おはようございます。早くも一月が終わりに近づいてきました。「一月は行く」を実感します。厳しい寒さも継続しています。風邪、インフルエンザ対策で、手洗い・うがいの励行と、栄養・睡眠を確実にとってください。

　先週、３年生は私立高校の出願を無事に終えました。いよいよ戦闘態勢、受験目前となりました。精一杯頑張ってください。
　また、１・２年生は、今週北村南公園でのマラソン大会を控えています。昨日、大阪では国際女子マラソンが行われました。マラソン大会は冬の風物詩。自己記録の更新や完走を目指して努力してください。
　さらに、先日お配りした「４０年のあゆみ」研究発表会で、生徒会の二人がプレゼンテーションをしてくれました。ご来校いただいたお客様に大変喜んでいただきました。ありがとうございました。

　前回の集会では、「凡事徹底」についてお話しました。毎日の継続、チャレンジしてくれていますか。今日は「徹底の凄さ」についてお話します。

　先日行われた卓球の「全日本選手権」男子シングルスで、１４歳の中学生、張本選手が、４連覇中の水谷選手を圧倒して見事に優勝しました。君たちと同じ年齢ですが、まさにスーパー中学生ですね。

　この優勝の裏には、昨年の日本選手権の結果、ジュニア男子の部で、彼がベスト８で敗退したこと、その悔しさが、さらに彼を練習の虫に変えたことがあげられます。
　その後、実力を向上させ、史上最年少でベスト８に進出した世界選手権では、帰国すると次の日から、サーブ練習に磨きをかけました。また、８月のワールドツアー・チェコオープンを最年少で制したあとも、表彰式の１時間後に体力トレーニングを行いました。「あと１分」と言って、続けた練習が１時間延びることもあったようです。

　とにかく徹底して練習を重ねてきたことが、今回の結果につながったようです。敗れた水谷選手もまだ若く、決して力が衰えてきたのではありません。「張本君は、世界選手権の時より、数倍強くなっている」と水谷選手はコメントしています。
　これが、さらに二人を切磋琢磨させていくのでしょう。

　徹底の凄さ。少しでも見習いたいとともに、東京オリンピックで二人の花が咲くことを期待したいと思います。


　生徒会長より　　　　今週の予定

　生徒指導主事より　　あいさつの大切さ　他校の実践から