校訓「健康 思考 実行」〜3つのことばが揃い関係し合う 未来を創造できる実行力を生み出す〜

学校長式辞

 卒業生の皆さん、そして、保護者の皆様、本日はご卒業、誠におめでとうございます。
 保護者の皆様におかれましては、大阪市の政策、本校の教育活動に、ご理解とご協力を賜り、こうして今日という日を迎えることができましたことを、高いところからではありますが、心より御礼申しあげます。
 小中一貫校への改編、コロナ禍、思い返すと大きな出来事が重なっていた9年間ではありましたが、保護者の皆様の心温まる大きな支えの元、のびのびと成長してきた、本人たちの頑張りで、本日ここに9年生の生徒の皆さんは義務教育課程を終え、旅立ちの日を迎えることができました。本当にありがとうございました。
さて卒業生の皆さん、門出の今日。卒業式の式辞として私からひとつ言葉を贈りたいと思います。
「光は必ず届く」
 全校集会で私はよく光の話をしました。光の速度や星との関係、月の見え方など、様々な形で光の話をしてきましたね。
 夜空を見上げると、遠く離れた星の瞬きも、時間はかかるものの我々のところに届いています。太陽の光は我々を照らし温かさまでも運んでくれています。月は明るく光って夜道を照らしています。電灯の話からろうそくの明かりまで、様々な光が我々に届いて生活を支えてくれている。そんな話を何度かしましたね。
 今日、日本橋中学校を卒業する皆さんはとても輝いています。一人一人が希望という光を放ち、とても綺麗で純粋な、明るく、眩しいほどの力強い光を放っています。
 4月からの新生活は不安もあるでしょう。時に過酷なものかもしれません。それは時にしんどくなってしまうかもしれません。今の皆さんの光を消しにかかってしまうほど大きな力が掛かってくる時もあるかもしれません。
 どうか今の皆さんのようにこの仲間がいることを忘れず、その光を絶やすことなくいてください。その光は必ず誰かが見ています。そしてこの中のみんなに届きます。
「光は必ず届く」
 それは10年後の自分にかもしれません。もしかしたら50年後の自分に、かもしれません。でも必ず光は届きます。
 その光を絶やさない為の燃料には「努力」というものがいるかもしれません。「真面目」という燃料かもしれません。「仲間」という燃料かもしれません。それは「笑顔」という燃料かもしれません。
 自分との約束を守って成長し続ける自分であること。誰かを笑顔にするためには、まず自分が笑顔、光を絶やさないことです。
 今日の努力が明日急に明るい光を放つことばかりではありません。積み重ねて積み重ねて何日も何日も掛かることもあるでしょう。「光は必ず届く」ことを信じ、頑張ってください。
「光は必ず届く」時折学校にも届けに来てくださいね。待ってます。皆さんの光、楽しみにしています。
 日本橋中学校の卒業生として、この仲間と一緒に卒業していく者として、さらに大きな光を放ち、誰かを照らすことができるそんな人になっていくことを心より願って、本日の式辞といたします。

令和5年3月14日   日本橋小中一貫校 大阪市立日本橋中学校  校長 村田光直



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