第72回卒業式 卒業生に幸多からんことを!新型コロナウイルスの影響で、参列者の限定、卒業証書授与や祝辞の短縮など、さまざまな制限の中で行われた式でした。しかし、そのような逆境の中、卒業生たちは、歴代最高ではないかと思わせるほどのすばらしい式を見せてくれました。 体育館にこだまするはきはきとした声、堂々としながらも品のある所作、周囲への感謝あふれる「歓びの言葉」。これからそれぞれの進路を歩むのだという自覚を漂わせた姿に、保護者の方々は感慨もひとしおだったことでしょう。 最後に卒業証書を担任の先生から授与される場面。学年の先生方と卒業生たちの強い絆があふれ出て、見ている者にも大きな感動を与えました。先生方と卒業生たちの表情が、全てを物語っているように感じました。 中学校の3年間は、長い人生の中で考えると、とても短いものです。ですが、卒業生が過ごしたこの3年間、さまざまな人に支えられ、つまづきながらも立ち上がり歩み続けた3年間は、人生の大きな糧になるでしょう。在校生たちも、今日の卒業生の姿を語り継ぎ、目標として、十三中学校がさらに発展していくための活力にしてほしいと思います。 72期生の皆さん、短い時間でしたが、縁あって十三中学校で共に過ごせたことを本当に誇りに思います。これからの人生、つらいこともあるかもしれませんが、この3年間の経験が、きっと皆さんの背中を押してくれます。どうか、自分にしかない輝きを大切にし、胸を張って自分の道を切り拓いていってください。皆さんの幸せを、心よりお祈りしています。 地域の皆様方、72期生を3年間見守り、ご指導いただきまして、ありがとうございました。72期生は十三中学校を卒業しましたが、これからも多くの生徒が地域で生活を続けます。どうぞ、今後もますますのお力添えをお願いいたします。 最後になりましたが、保護者の皆様方、本日はお子様のご卒業、本当におめでとうございます。この3年間、本校教育にご理解・ご協力をしていただいたおかげで、本日のこの日を迎えることができました。深い感謝の意を表しますとともに、これからのお子様のさらなるご成長をお祈り申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。 |
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