4/30 今日の給食
今日のメニューは「ビーフシチュー・さんど豆とコーンのサラダ・甘夏柑(あまなつかん)・コッペパン(アプリコットジャムを添えて)・牛乳」の5品です。
ビーフシチュー、れっきとした西洋料理です。 明治時代、イギリスに留学していた人が現地で食べたビーフシチューをいたく気に入ります。 日本に帰ってからも食べたくて仕方がありません。 知り合いの料理人に頼みました。 引き受けたもののその料理人、ビーフシチューなど食べたことはもちろん見たこともありません。 その留学生の話を聞いてとりあえず作り始めます。 肉・玉ねぎ・じゃがいも・人参などを炒めます。 仕上げの段階に入りましたが、ビーフシチューに必要な、赤ワイン・ドミグラスソースなど一切ありません。 仕方がないので、台所にあった醤油・砂糖・料理酒・みりんで味をつけます。 留学生が食べてみますと、イギリスで食べたビーフシチューとは全く違う味ですが、これはこれでまたイケてました。 ということで、この、牛肉・じゃがいも・玉ねぎ・人参を炒めて醤油と砂糖で味付けした料理は日本中に広まり、「肉じゃが」と呼ばれるようになりました。 肉じゃがとビーフシチューは兄弟みたいなものなんです。 という説があります。 96へぇー |