本日の献立/2月6日(木)

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献立名 ・鶏ごぼうご飯
    ・焼きれんこん
    ・みそ汁
    ・焼きのり
    ・牛乳
栄養価 エネルギー 719kcal、たんぱく質27.5g、脂質 18.5g

☆れんこん(蓮根)☆
 レンコンは、蓮(はす)の地下茎(ちかけい/土の中に伸びる茎)が太くなったものですが、蓮の根と表現され「蓮根(れんこん)」と呼ばれています。中国が原産といわれていますが、はっきりしたことはわかっていません。日本へは奈良時代に中国から伝わり、当初は薄桃色の美しい花を咲かせる観賞用のものでした。その後、鎌倉時代になってから、食用のものが伝わり、各地に広がりました。食用となるのは、地下茎だけでなく、花が咲いた後にできる種も「蓮の実」として食べることができます。レンコンの穴は一般的に真ん中に1個とそのまわりに通常9個の穴が開いています。これは、空気を通す穴で、葉や茎とつながっており、土の中の根に外の空気を送るという大切な役割をしています。また、この穴は「先を見通す」ということから、縁起の良いものとして扱われ、正月や節句などのお祝いの料理にもよく使われます。秋から冬にかけてが旬の野菜で、ビタミンCや食物繊維を多く含んでいます。
 今日の給食では、塩で下味をつけ、スチームコンベクションオーブンで蒸し焼きにしています。シンプルな料理ですが、素材そのものを味わえる一品です。

本日の献立/2月5日(水)

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献立名 ・わかさぎのフライ
    ・カリフラワーのサラダ
    ・白菜のスープ
    ・スライスチーズ
    ・おさつパン、牛乳
栄養価 エネルギー 839kcal、たんぱく質36.7g、脂質 28.7g

☆わかさぎ(公魚、若細魚、若鷺、鰙)☆
 わかさぎは、シシャモなどと同じキュウリウオ科の魚で、海で成長して河川で産卵するものと、一生、湖などの淡水域で生息するものとがあります。日本での生息域は島根県、利根川以北の本州、北海道などで、そのほか琵琶湖など各地の湖沼やダム湖などにも移植されています。細長い体形で大きくなると15cmくらいになります。
 名前の「わか」は「清新・幼」を、「さぎ」は「細魚・小魚」をあらわし、漢字で「若細魚」と書きます。「公魚」と書くのは、江戸時代に霞ケ浦のわかさぎを将軍家に献上していたことが由来となっているそうです。
 白身でたんぱくな味わいの魚で、特にてんぷら、フライなどの揚げ物が人気です。また、焼き物、煮物など様々な料理でも使用され、甘露煮、煮干しなど各地の名産品も多くあります。丸ごと食べることができることからカルシウムの補給にも役立ちます。
 今日の給食では、フライ用に加工された製品を使用しています。

1年生体育の授業の様子

 

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本日の献立/2月4日(火)

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献立名 ・ハヤシライス
    ・キャベツのひじきドレッシング
    ・みかん(缶詰)
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 893kcal、たんぱく質27.0g、脂質 25.0g

☆ハヤシライス☆
 ハヤシライスは、うす切りの牛肉とたまねぎなどを主材料にして、デミグラスソースやトマトソース、ケチャップなどで煮込んだソースをご飯にかけた料理です。明治の初めごろに西洋料理が日本で変化したと思われる洋食の1つで、その発祥にはいろいろな説があります。
 そのうちの一つは、牛肉をデミグラスソースで煮込んだハッシュドビーフをご飯にかけたとのことで、ハッシュドビーフ・ウィズ・ライス(Hashed beef with Rice)がなまってハヤシライスになったということです。「海軍割烹術参考書(1908年)」でも、ハッシュドポテトが、ドライハヤシと紹介されている例もあり、「ハッシュ」を「ハヤシ」と表現していたのではないかと考えられます。また、そのほか実業家であり医師でもあった「早矢仕有的(はやしゆうてき/1837〜1901)」が考案したという説や、宮内庁で考案された料理を「林」という名の料理人が、従業員のまかない飯として提供したという説などがあります。そのほかにも元祖だと名乗るレストランなどもあり、実のところはよくわかっていません。
 しかし、カレーライスやどんぶりのように、ご飯の上に味つけした具材をかけて食べるという料理は、手軽においしく食べられるようにくふうされた日本独特の発想ではないかと考えられます。

本日の献立/2月3日(月)

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献立名 ・いわしのしょうがじょうゆかけ
    ・含め煮
    ・いり大豆
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 747kcal、たんぱく質 32.1g、脂質 15.0g

☆節分(せつぶん)の行事献立☆
 今年は2月3日が「節分」となります。節分は本来、季節の変わり目を意味するもので、「立春(りっしゅん)」、「立夏(りっか)」、「立秋(りっしゅう)」、「立冬(りっとう)」の前日のことを言います。したがって、1年間に4回あり、季節の変わり目には鬼(邪気/じゃき)が生じると考えられ、それを払う行事が行われてきました。とくに立春の前日には、豆まきだけでなく、鰯(いわし)の頭を柊(ひいらぎ)の枝に刺して戸口に立てるなどの習慣が昔からあり、鬼すなわち、災難や病気などを追い払い、家族の健康や幸福を願いました。
 鰯を使う習慣については、「土佐日記(935年ごろ)」によると、平安時代ではボラを使っていたようで、これがいつの間にかイワシに変化していったようです。そして、イワシを焼くにおいと、ヒイラギのとげが鬼の目を刺すといったことから魔除けにつながっているようです。
 また、イワシや大豆は、どちらも栄養価の高い食品であり、子どもの成長や家族の健康には欠かせない栄養素や成分がたっぷり含まれた食品です。そして、これらを豆まきや飾りで使うだけでなく、料理としても使用することは、食事の面からも健康を意識した行事であるといえるのではないかと考えられます。
 今日の給食は、節分の行事献立として、焼いた鰯にしょうがじょうゆをかけた献立と、いり大豆を取り入れています。

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