本日の献立/2月25日(木)

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献立名 ・ポークカレーライス
    ・きゅうりとコーンのサラダ
    ・いちご
    ・牛乳
栄養価 エネルギー 808kcal、たんぱく質 28.1g、脂質 19.5g

☆いちご(苺)☆
 イチゴは、バラ科の植物で園芸学の上では、スイカやメロンのように野菜として分類されていますが、栄養学の上では、甘さやその特性による食べ方などによって、果実類として分類されています。また、その果実を食べていると考えがちですが、赤くて甘い部分は果実ではなく「花托(かたく)」と呼ばれる部分で、本来の果実は小さなつぶつぶの部分となります。
 1960年代までは、5〜6月ごろの春から初夏にかけての時期を旬とする食品でしたが、今では食生活の変化とハウス栽培の普及や品種改良によって収穫時期にも変化が起こり、クリスマスに合わせての栽培もおこなわれることから12〜5月に収穫が集中し、とくに3〜4月にピークを迎えるようになりました。
 栄養面では、ビタミンC、カリウム、食物繊維、葉酸が多くに含まれています。とくにビタミンCが豊富で、中くらいのものを10個程度食べると1日分の必要量がとれるほどです。

1・2年生 学年末テスト

本日、1・2年生は学年末テスト2日目です。
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本日の献立/2月24日(水)

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献立名 ・赤魚のレモン醤油かけ
    ・高野豆腐のいり煮
    ・うすくず汁
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 726kcal、たんぱく質 34.9g、脂質 15.4g

☆レモン(檸檬)☆
 レモンの原産地は、インド北東部のヒマラヤ地方とされ、中国へは10世紀ごろに伝わりましたが、あまり普及しませんでした。西洋方面へは12世紀ごろアラビア人によりスペインに伝えられ、これを十字軍がフランスへ持ち帰り、栽培が広がりました。そして、新大陸発見以降にアメリカへ持ち込まれ、カリフォルニアに大産地ができました。大航海時代には、スペイン、ポルトガル、イギリスなどで、航海中のビタミンC不足による壊血病が問題となり、レモンが脚光を浴びることになりました。日本へは明治時代に伝わり、瀬戸内地方を中心に栽培が広がりましたが、1964年(昭和39)にレモンの輸入自由化により、国内での生産は激減しました。しかし、輸入レモンの防かび剤の残留が問題となり、国産レモンの栽培面積も徐々に広がってきているようです。国内では広島、愛媛、和歌山などで多く栽培しており、品種により収穫時期の差がありますが、露地栽培のものでは、9〜1月ごろが旬となります。
 大阪市の学校給食では、国産レモンを使用しており、今日の「赤魚のレモン醤油かけ」では和歌山産のものを使用しています。

本日の献立/2月22日(月)

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献立名 ・牛肉のデミグラスソース煮
    ・コーンとはくさいのスープ
    ・かぼちゃのプリン
    ・おさつパン、牛乳
栄養価 エネルギー 760kcal、たんぱく質 30.1g、脂質 26.1g

☆プリン☆
 日本で一般にいうプリンは、鶏卵、牛乳、砂糖などを材料としてつくられた甘い洋菓子で、これはプディングという料理がもとになっており、カスタードプディングと呼ばれます。プディング(pudding)はイギリスの料理で、小麦粉、卵、肉、牛乳、果物などの材料を混ぜて、砂糖、塩、香辛料などで味つけし、蒸したり焼いたりして固めた料理です。その発祥は大航海時代最中の16世紀のことで、食料の補給が困難な船の中で、材料を無駄にしないために考え出された料理です。カスタードプディングができたのは、18〜19世紀のフランスといわれ、フランス語ではクレーム・ランヴェルセ(Crème renverse)と呼ばれているそうです。ランヴェルセは、ひっくり返すというような意味で、出来上ったものを皿にひっくり返して盛り付けるところから名づけられたようです。
 日本に伝わったのは、江戸時代後半から明治時代の初期といわれ、1872年の書物では「ポッディング」の名で紹介されていましたが、いつの間にか「プリン」と呼ばれるようになったようです。
 今日の給食では、製品やインスタントではなく、給食室の中で鶏卵、牛乳、クリーム、砂糖に、かぼちゃのペーストを合わせて蒸し焼きにし、手づくりの「かぼちゃのプリン」にしています。

※大阪市の学校給食 食物アレルギー個別対応についての資料を配布文書欄(その他のお知らせ)に掲載しました。
こちらからどうぞ⇒大阪市学校給食 食物アレルギー個別対応について(2021年)
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本日の献立/2月19日(金)

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献立名 ・まぐろの甘辛焼き
    ・豚汁
    ・くきわかめのつくだ煮
    ・ソフト黒豆
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 776kcal、たんぱく質 35.5g、脂質 14.8g

☆茎わかめ☆
 ワカメは、日本近海で自生する海藻類の仲間で、その利用はかなり古く、1万年以上前の貝塚(古代人が食べ捨てた貝殻などが堆積してできた遺跡)からも発見されています。「大宝律令(たいほうりつりょう/701年)」では、「海藻(にぎめ)」の名で貢納品とされていました。
 全国各地の低潮線から5mくらいの深さに生え、春から初夏にかけて、1〜2mくらいの大きさになります。
 茎わかめというのは、わかめの中央を通る太くてかたい芯のような部分で、一般には茎と表現されていますが、植物のように水分や養分が通る管ではなく、中肋(ちゅうろく)または中芯などと呼ばれている部分です。コリコリとした歯触りが良いのが特徴で、あえものやつくだ煮、漬物などに利用されます。
 今日の給食では、手づくりのつくだ煮として給食室で調理しています。
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